妙高戸隠連山国立公園とは

妙高戸隠連山国立公園は、新潟県と長野県にまたがる国立公園です。
平成27年に日本で32番目に指定されました、

太古の地殻変動により火山や非火山を問わずたくさんの山々が生まれたエリアです。
所々には鳥居や石仏が点在し、かつての山岳信仰の繁栄を偲ぶことができます。

妙高戸隠連山国立公園へのアクセス方法、人気の観光地やトレッキングコース、
おすすめのアクティビティなどを紹介していきます。

大自然・歴史・文化・グルメなどのあらゆる魅力がギュッと凝縮された妙高戸隠連山国立公園へ出かけてみませんか。

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妙高戸隠連山国立公園とは

妙高戸隠連山国立公園は、平成27年3月に上信越高原国立公園から分離して新しく誕生しました。

妙高山や高妻山など日本百名山に指定される名峰をはじめ、
初心者から上級者まで楽しめる山を有し多くの登山者が足を運びます。

また、麓にある高原では、夏は自然探索、冬はウインタースポーツ、年間を通しては温泉が楽しめます。
所々に鳥居や石仏が佇み、かつての山岳信仰の繁栄が偲ばれます。

妙高戸隠国立公園の範囲・広さは?

妙高戸隠連山国立公園は、新潟県と長野県の県境に位置し、
糸魚川市・妙高市・長野市・小谷村・信濃町・飯綱町と2県6市町村にまたがっています。

総面積は39,772haと小さくはありますが個性的な山々が密集し、
高原や湖沼が一体となった美しい景観が訪れる方の心を魅了します。

妙高戸隠国立公園に生息する植物は?

妙高戸隠連山国立公園は、日本海側気候区と太平洋側気候区の境目に位置し、
標高差の大きさや火山・非火山の有無、地形地質の複雑さなどによりさまざまな種類の植物が生息しています。

早春の雪解けの時期はミズバショウやリュウキンカなどが見頃を迎えたり、
初夏のワタスゲや秋の紅葉などが見られたりして、四季を通して美しい景観が広がります。

また、ブナの自然林の分布、ミズナラ林やシラカバ林の落葉広葉樹林の美しい景観も見逃せません。
そのほか、トガクシソウやミョウコウトリカブトといった希少種も自生しています。

妙高戸隠国立公園に生息する動物は?

火打山周辺には日本最北端のライチョウの個体群や、希少猛禽類のイヌワシ・タカなどの生息が確認されています。
中でも、ライチョウの生息域は標高が低いため気候変動の影響を受けやすかったり、
もともと個体数が少なかったりして絶滅の危機に瀕しています。

また、戸隠高原では渡り鳥、留鳥合わせて100種類以上が観察され、バードウォッチングのメッカとして知られています。
鳥類以外でも、アサギマダラやモリアオガエルなどさまざまな生き物が観察できます。

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妙高戸隠連山国立公園までのアクセスは?

東京から新幹線を使ったアクセス

「東京駅」JR北陸新幹線(約1時間45分)→「長野駅」JR北陸新幹線(約20分)→「上越妙高駅」

東京から飛行機を使ったアクセス

妙高戸隠国立公園の最寄り空港である「信州まつもと空港」への直行便が、羽田空港からは運行されていないので新幹線や車でアクセスすることをおすすめします。

東京から車を使ったアクセス

関越自動車道「練馬IC」(約60分)→「藤岡JCT」(約1時間50分)→上信越自動車道「妙高高原IC」

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妙高戸隠連山国立公園の観光名所は?

北信五岳

北信五岳は、長野県から新潟県境にかけてそびえる山々で、戸隠山、飯綱山、黒姫山、妙高山、斑尾山の5つの山を指します。
地元ではそれぞれの頭文字をとって「まみくとい」の愛称で呼ばれています。

さまざまな角度から楽しめるので、お出かけの際にはご自分の目でそれぞれの山の特徴を確認してみてください。

雨飾山

雨飾山は、長野県北部の小谷村と新潟県糸魚川市にまたがる標高1,963mの山です。

日本百名山の一つに数えられ、猫の耳と呼ばれる2つの山頂を持っているのが特徴です。
頂上からは日本海や北アルプスが一望でき、さまざまな高山植物なども見られます。

また、麓には一周約2kmの遊歩道に囲まれる鎌池があり、新緑や紅葉の時期には多くの観光客で賑わいます。
雨飾山へは小谷村と糸魚川の両側から主要な登山道が伸び、どちら側にも秘湯が沸いているので、下山後にはゆっくり登山の疲れを癒してください。

焼山

焼山は、新潟県糸魚川市と妙高市にまたがる標高2,400mの新潟唯一の活火山です。
妙高山・火打山・焼山を総称して頸城三山と呼ばれ、今もなお水蒸気を上げています。

焼山に登るには、北側の笹倉温泉から、笹ヶ峰から富士見峠経由、
金山から富士見峠経由、火打山からの4ルートがあります。

ただし、現在も活動が続いているため、登山する際には十分な注意が必要です。

火打山

火打山は、新潟県糸魚川市と妙高市にまたがる標高2,462mの山です。
日本百名山の一つで、高谷池湿原や天狗の庭などの見どころに溢れ、木道が整備された登山道の至るところで高山植物が楽しめます。

中でも、初夏の天狗の庭は高山植物の宝庫で知られ、
雪解けの後のワタスゲやハクサンコザクラが群生する様子は息を呑む美しさです。
また、山頂からは北アルプスをはじめ、晴れた日には日本海に浮かぶ佐渡島が見渡せます。

妙高高原温泉郷

妙高高原温泉郷は、新潟県南西部の妙高山麓にある赤倉・新赤倉・池の平・妙高・杉野沢・関・燕の7つの温泉の総称です。
夏は避暑地として、冬はスキーなどのウインターリゾートとして年間を通して多くの観光客で賑わいます。
妙高高原温泉郷には5つの源泉があり、5つの泉質・効能が楽しめるのが特徴です。

また、透明の温泉のほか乳白色の燕温泉、一部が黒泥色の池の平温泉、赤褐色の関温泉といった3色の温泉が体験できます。
日帰り温泉施設や立ち寄り入浴できる温泉宿があり、スタンプラリーなども実施されているので、お出かけの際には温泉巡りを存分に楽しんではいかがですか。

小谷温泉

小谷温泉は、武田氏の家臣である岡田甚一郎が発見したと言われる450年以上の歴史のある温泉です。
武田信玄の隠し湯として伝えられ、古くから湯治場として利用されています。

小谷温泉には元湯・新湯・あつ湯の3つの源泉があり、現在は天然温泉の名湯で知られる山田旅館で入浴できます。
山田旅館は江戸時代の建物で、木造3階建ての本館をはじめ6棟が国の有形文化財に登録されています。
風情ある旅館でくつろいだひと時をお過ごしください。

鏡池

鏡池は、長野県長野市の標高約1,200mの場所にあり、
その名の通り背後にそびえる戸隠連峰が鏡のように湖面に映り込む絶景スポットです。

中でも、春の残雪、初夏に新緑、秋の紅葉は必見です。

戸隠神社

戸隠神社は霊山・戸隠山の麓に位置し、2000年余りの歴史のある由緒ある神社です。
奥社・中社・九頭龍社・火之御子社、宝光社の五社からなり、「天の岩戸開きの神事」に功績があった神々が祀られています。

日本有数のパワースポットとして知られ、人気の「五社巡り」をおこなったり、宿坊に泊まって名物のそばを味わったりする多くの参拝者が足を運んでいます。

笹ヶ峰

笹ヶ峰は、標高1,300mに広がる高原です。遊歩道が整備され、春から秋にかけてはトレッキングが満喫できます。
また、牧場でゆっくり草を食む牛の姿が見られ、のどかなひと時が過ごせます。

苗名滝

苗名滝は、新潟県と長野県の県境を流れる関川にある滝です。
日本の滝100選に選ばれ、落差55mを水が一気に流れ落ちる様子は迫力満点。

中でも、雪解け水が流れ込む春や、周囲が色付く紅葉の時期は見ごたえ十分です。

いもり池

いもり池は、池の平温泉にある妙高を代表する観光スポットです。
1週15分ほどで回れる遊歩道が整備され、散策しながら妙高山の絶景が楽しむことができます。
また、四季を通してさまざまな草花が見られ、特に春先には10万株ものミズバショウが咲き誇ります。

ライタープロフィール

ウィークル編集部
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