西海国立公園とは

西海国立公園は、九州地方にある国立公園です。
西北部にある長崎県から広がっており、海に囲まれていることが魅力となっています。
西海国立公園は、西海エリアと五島エリアに分かれており、それぞれで特徴がありますよ。

大バエ灯台や志々伎山、大瀬崎断崖、鐙瀬溶岩海岸など観光名所が多いです。

景色を見るだけでなく、シーカヤックやハイキング、
アイランドホッピングなどさまざまな楽しみ方もできますよ。

今回は、そんな西海国立公園の特徴や歴史、おすすめ観光名所を紹介します。
他にも、世界遺産や体験できるアクティビティ、西海エリアと五島エリアの違いもまとめました。

これから西海国立公園を訪れたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

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西海国立公園とは

出典:環境省,2023年1月24日,https://www.env.go.jp/park/saikai/point/index.html

西海国立公園は、九州地方の西北部にある国立公園です。
長崎県佐世保市にある九十九島をスタートとし、広い範囲に渡って続いています。

1949年、当時の佐世保市長の活動によって、国立公園に認定するための動きが始まりました。
元々、軍港に近いこともあり写真撮影ができず、知名度がかなり低かったです。

しかし、佐世保市長の活動によって徐々に知名度が高まっていきました。
そして、九十九島が毎日新聞社の日本観光地百選で、3位に入賞します。

1954年8月に、国立公園としての認定が決定しました。
1955年3月には、政府の公式発表により正式に西海国立公園が誕生しました。

西海国立公園が国立公園に指定されたのは日本で18番目です。
西海国立公園は、面積が約25,000haにも及びます。
大きさを問わず、約400種類にも及ぶ島々から景観が広がっています。
そのため、別名「島々の王国」とも呼ばれていることが特徴です。

また、指定された区域は大きく分けて3つです。
九十九島地域から始まり、平戸・生月地域、五島列島地域と分かれています。

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西海国立公園までのアクセスは?

東京から新幹線を使ったアクセス

新幹線で東京から西海国立公園までのアクセス方法を紹介します。
東京駅からJR新幹線のぞみ25号博多行に乗車し、そのまま博多駅を目指しましょう。

東京駅から博多駅までは、乗り換えなしで到着しますよ。
乗車時間は、約5時間ほどかかるため、飲み物や食べ物を用意しておいた方が良いでしょう。

博多駅に到着後、JR特急リレーかもめ41号武雄温泉行へと乗り換えます。
JR特急リレーかもめ41号武雄温泉行は、基本的に自由席ですよ。
そこから約1時間かけて、終点の武雄温泉駅まで向かいます。

武雄温泉駅からは、JR佐世保線早岐行に乗り換えます。
こちらは約30分、6駅かけて早岐駅へと向かいましょう。

早岐駅まで到着したら、JR快速シーサイドライナー佐世保行へと乗車します。
約1時間かけて、佐世保まで向かいましょう。

佐世保駅から歩いて10分で、佐世保港・上五島、宇久・小値賀各所まで到着です。
ここまで到着したら、西海国立公園に入りますよ。

東京から飛行機を使ったアクセス

次に、飛行機を使って東京から西海国立公園へと向かう方法を紹介します。

羽田空港を出発地点とし、福岡空港へと向かいましょう。
羽田空港から福岡空港までは、約120分のフライトです。

福岡空港まで到着したら、もう一度飛行機を利用して福江空港へと向かいましょう。
福岡空港から福江空港までは、約40分のフライトですよ。
福江空港まで着いたら五島各所があるため、西海国立公園へと到着です。

次は、長崎空港まで向かうルートを紹介します。
羽田空港から飛行機に乗り、長崎空港を目指しましょう。
フライト時間は約2時間と、福岡空港へ向かう時間と変わりません。

長崎空港まで到着したら、次は高速バスに乗車して長崎駅へと向かいましょう。
長崎駅まで到着したら、歩いて約15分で長崎港や五島、上五島各所へと到着です。

また、長崎空港まで到着した後、長崎駅ではなく佐世保駅へと向かうパターンもあります。
佐世保駅までも、高速バスを使って90分程度で到着しますよ。

佐世保駅からは、徒歩約10分で西海国立公園にある佐世保港や上五島などに到着です。

東京から車を使ったアクセス

ここでは、車で東京から西海国立公園を目指す場合のアクセス方法を紹介します。
まず東京駅から、都道406号や六本木通りを走り、首都高速都心環状線C1へと入りましょう。
首都高速道路に入って1kmほど走ると、分岐がありますよ。

その分岐を、渋谷方面へと進みましょう。
そのまま東名高速道路を進んでいき、静岡・御殿場の標識に従って走ります。
そこから新東名高速道路・第二東海自動車道を約30km進み、静岡・名古屋の標識に従いましょう。

伊勢湾岸自動車道へと入り、右側車線を約25km走ってから名古屋神戸線を走ります。
約30km走った後、E1A・京都・大阪方面へと進み、草津JCTから名神高速道路へと入ります。

その後、高槻JCTでは高槻IC・岡山方面へと進みましょう。
新名神高速道路、関門自動車道と進んでいき、九州縦貫自動車道まで到着します。

ここからは、長崎自動車道を走っていき佐世保中央ICから下道に降りましょう。
国道35号線を走り、SSKバイパスと新鹿子前トンネルを超えます。
すると、西海国立公園へと到着ですよ。

東京駅から西海国立公園まで、約15時間ほどかかるため、途中で休憩を挟みましょう。

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西海国立公園の観光名所は?

出典:環境省,2023年1月24日,https://www.env.go.jp/park/saikai/guide/view.html

大バエ灯台

大バエ灯台は、西海国立公園でも最北部にある観光名所です。
西海国立公園にある島々を見渡せる、大人気のスポットとなっています。

川内峠

川内峠は、玄武岩の山となっており絶景が見られる観光名所です。
壮大な山々が広がっており、ドライブコースとしても人気がありますよ。
西海国立公園の西海エリアの北部に位置しています。

佐志岳

佐志岳は、輝石安山岩にある溶岩円の頂丘にある山です。
今も焼け野原が広がっており、ヒナヒゴタイやダンギク、
イトラッキョウなどさまざまな植物鑑賞ができますよ。

志々伎山

志々伎山は、安山岩質集塊岩が特徴的な観光名所です。
山頂の近くには数多くの岩角地植物があり、鑑賞が楽しめますよ。

さらには景色も綺麗で、海まで目に入ります。
自然を存分に満喫できる、大人気のスポットですよ。

長串山公園

長串山公園は、北九十九島が見られる公園です。
ヒラドツツジやクルメツツジなど、さまざまなお花や植物が咲いています。

その数なんと約10万本にも及び、春にはシャトルバスが運行されるほどです。
そのため、4月から5月の開花時期に訪れることをおすすめします。

旧野首教会

旧野首教会は、高級感と外国のような雰囲気がある観光名所です。
無人島である野崎島にあり、以前まで住んでいたカトリック信徒が利用していました。
現在は、観光名所だけでなく世界遺産候補にも指定されています。

番岳

番岳は、標高442mもの高さにある西海国立公園の観光名所です。

上五島最高峰でも最高峰の山に位置しており、
他国の船を監視するために使われていたことから、番岳の名が付けられました。
天気が良い日であれば、東シナ海や五島灘が一望できますよ。

さらに、平戸島まで見られるため、綺麗な景色が好きな人におすすめです。

蛤浜海水浴場

蛤浜海水浴場は、浅瀬で綺麗な白浜が魅力的な観光名所です。
海辺と松林が広がっており、非常に綺麗な景色が広がっていますよ。

さらに、快水浴場百選や日本の水浴場88選にも認定されています。
そのため、安全に海水浴が楽しめることも魅力ですよ。

若松瀬戸

若松瀬戸は、若松島と中通島の間にある観光名所です。
約15kmもあり、30種類もの入り組んだ島々が鑑賞できますよ。

さらに、リアス式海岸になっていることも、若松瀬戸の特徴です。
長さ500mを超える若松橋も、人気の絶景スポットとなっていますよ。

大瀬崎断崖

大瀬崎断崖は、西海国立公園でも五島エリアの南側にある観光名所です。
断崖の高さは約150mもあり、距離でいえば約15kmにも及びます。

さらに断崖上には大瀬崎灯台が建っており、航海の道しるべとなっています。
壮大な景色に大瀬崎灯台と、他ではなかなか味わえないような雰囲気が魅力的です。

鐙瀬溶岩海岸

鐙瀬溶岩海岸も、西海国立公園の五島エリアにある観光名所です。
鬼岳の噴火によって流れた溶岩が、海に流れたことによってできました。
複雑な形の海岸線となっており、長さは7kmにも及んでいますよ。

さらに温暖無霜地帯であることから、数多くの亜熱帯植物があります。
その名の通り海と陸地に分かれており、写真スポットとしても人気が高いです。
西海国立公園で絶景を見たいという人は、鐙瀬溶岩海岸を訪れてみても良いでしょう。

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西海国立公園の世界遺産は?

西海国立公園の世界遺産は黒島の集落が有名です。
黒島とは、西海国立公園内の九十九島に浮かぶ島です。

そんな黒島では、黒島の集落のシンボルとして、黒島天主堂が建てられましたよ。
現在も神聖な祈りの場として、多くの人によって守られています。
世界遺産がある黒島には、佐世保にある相浦港から向かいます。

相浦港からフェリーに乗り、黒島港へと到着ですよ。
通常シーズンであれば、1日に3便出航されているため、時間は必ず確認しておきましょう。

アイランドホッピング

アイランドホッピングがおすすめです。
アイランドホッピングとは、その名の通り西海国立公園にある島々を渡るアクティビティです。

特に長崎県佐世保市にある九十九島で、アイランドホッピングが体験できますよ。
世界遺産にも認定されている黒島をメインに、その他2つの島々も巡ります。
1日かけて島々を巡るため、充実した時間が楽しめるでしょう。

島によって風景や景色が異なるため、それぞれの違いを楽しむことも良いですね。

サイクリング

サイクリングも、西海国立公園でおすすめのアクティビティです。
自転車を使いながら島を走れるため、徒歩よりも快適に観光できますよ。

さらにサイクリングは免許がいらないことから、
子どもと一緒でも利用できることが魅力です。

他にも電動自転車を貸し出しているところもあるため、
島や観光地を巡りたい人におすすめです。

カヤック

カヤックも、西海国立公園でおすすめのアクティビティです。
西海国立公園でも人気が高いカヤックスポットといえば、九十九島です。
海の上を満喫でき、解放的な時間が楽しめますよ。

ただし、九十九島には遊覧船や漁船が運行しています。。
運行の邪魔にならないよう注意しましょう。

ハイキング

ハイキングも、西海国立公園で楽しめるアクティビティです。
西海国立公園にはさまざまな島があり、それらを歩いて満喫できますよ。
宇久島や野崎島、小値賀島、黒島といった4つの島をハイキングできます。
どの島にも特徴があり景色が違うため、数日かけるプランでも十分に楽しめるでしょう。

小値賀島であれば真っ赤な景色の赤浜海岸、野崎島であれば伸びるような景色の野首海岸が楽しめます。
火山岩によって誕生した宇久島や、世界遺産がある黒島も良いですね。

ヨット

ヨットも、西海国立公園でおすすめしたいアクティビティです。
西海国立公園の島々は海に囲まれていることから、ヨットに乗って景色を楽しめます。

ヨットと聞くと高価なイメージがあるかもしれませんが、
西海国立公園では2,000円台から利用可能ですよ。

大人から子どもまで、どの年代の人であっても楽しめるでしょう。

ファンダイビング

ファンダイビングも、西海国立公園でおすすめしたいアクティビティです。
ファンダイビングとは、その名の通り海に潜って楽しむアクティビティとなっています。
西海国立公園の海は綺麗なスポットが多く、潜っているとさまざまな魚が見られますよ。

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西海国立公園の西海エリアと五島エリアの違いは?

出典:環境省,2023年1月24日,https://www.env.go.jp/park/saikai/guide/view.html

西海エリア

西海エリアは西海国立公園の北西にあるエリアです。
生月島・平戸島・北松浦半島・北九十九島・南九十九島・九十九島の6つからなっています。

西海エリアには大バエ灯台や川内峠、長串島などを中心に数多くの観光名所がありますよ。
長崎県の陸部からも近いことから、西海国立公園を訪れる際に最初に入るエリアです。
まずは西海エリアから観光することをおすすめします。

五島エリア

五島エリアは、西海国立公園の南部にあるエリアです。
その名の通り、五島列島を中心に中通島や福江島が広がっています。
五島エリアには若松瀬戸や高浜海水浴場、鐙瀬溶岩海岸などの観光名所がありますよ。

海に囲まれた島々が多いため、景色が非常に綺麗なスポットばかりです。
西海エリアと比べるとアクセスに時間はかかりますが、それでも訪れてみる価値はあるでしょう。

ライタープロフィール

ウィークル編集部
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