初心者のためのダイビング基本情報まとめ

「ダイビングをしてみたいけどどう始めたらいいかわからない」「ダイビングはライセンスがないとできないのか」など、
ダイビングについて疑問を持つ方はいるのではないでしょうか。

スキューバダイビングはライセンスを持っていなくても体験ダイビングのプランで水中世界を楽しめます。

今回は、ライセンスや機材、スキルまでダイビングに関する基本情報と、
初めてでも安心してダイビングができる沖縄のおすすめダイビングショップをご紹介します。

沖縄でのダイビングを計画している皆様、ぜひ参考にしてください。

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おすすめのダイビングスポット4選

セブンオーシャンズクラブ

「青の洞窟」のある恩納村のダイビングショップです。
体験ダイビングやファンダイビング、マリンウォークなどを行っています。
目の前が港のため移動が便利で、全てのメニューでボートにてダイビングスポットに移動するため、
「青の洞窟」への長い階段の上り降りをせずに済みます。

ベテランスタッフが親切丁寧に対応してくれるので初めてのダイビングでも安心です。
また体験ダイビング参加者には水中写真の無料サービスがあり、写真データをプレゼントしてくれるのでダイビングの思い出を記録として残せるのが魅力です。

<店舗情報>
住所:沖縄県国頭郡恩納村前兼久159-4
営業時間:8:00~18:00

シーラバーズ沖縄

沖縄県恩納村の真栄田岬近くにあるシーラバーズは、「青の洞窟」での体験ダイビングにこだわりを持っており、
きめ細かいサービスと少人数制でダイビングを案内しています。

全てのスタッフが国家資格の潜水士を保持しており、安全管理に徹底しているのが特徴です。
港から青の洞窟まではダイビングボートで5分ほどで到着するので、船が苦手な方でも安心です◎

最新のデジタルカメラでの無料写真サービス、希望者にはGoProでの動画撮影も行っています。
青の洞窟体験ダイビングの他ファンダイビング、カヤック、ライセンス取得コースも開催中です。

<店舗情報>
住所::沖縄県国頭郡恩納村字前兼久152-1
営業時間:8:00~20:00

アークダイブ

沖縄で人気のダイビングスポット「青の洞窟」や沖縄本島屈指のダイビングポイント「真栄田岬」、
世界屈指の透明度を誇る「慶良間諸島」などでダイビングができます。
シュノーケル・体験ダイビング・ファンダイブを毎日開催中。

ダイビング講習を受けたい方向けのライセンス取得コースは、水中スキルの伴ったダイバーに育成するため講習内容にこだわりがあります。
お店の前がダイビングスポットのため移動が便利です。明るく個性豊かなスタッフが海の中も陸上も楽しませてくれることでしょう。

<店舗情報>
住所: 沖縄県国頭郡恩納村字真栄田469-1 真栄田岬
営業時間:7:00~19:00

ブルーラグーンオキナワ

沖縄県うるま市にあるマリンショップ「ブルーラグーン沖縄」では、さまざまなマリンスポーツが体験できます。
おすすめは遊び放題コース!恩納村の青の洞窟ボート体験ダイビングでお魚へ餌付けなどを楽しんだ後、
うるま市の観光スポット海中道路ビーチへ移動し、大人気のフライボード、ウェイクボード、バナナボートなど
トーイング遊具全6種類が120分遊び放題で楽しめます♪

いろいろなマリンアクティビティを楽しんでみたい方にぴったりのプランです。
難しいと思われるフライボードは成功率90%以上!ダイビングと併せて、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
安心安全なトーイング遊具も常時4種類以上あるので、お子さんから大人、団体の方までたっぷりとマリンスポーツを楽しめますよ♪

<店舗情報>
住所:沖縄県沖縄県うるま市与那城屋平4番地
営業時間:9:00~18:00

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ダイビングライセンスとは

ダイビングライセンスとは、ダイビングを安全に楽しむための基本的な知識や器材の取り扱い、
減圧症などを回避するルール、水中での技術が身についていることを示す証です。


正式名称はCカード(Cは認定のCertificateに由来)と呼びます。
ライセンスを持っていない場合、海の中の世界を少し覗くことができる「体験ダイビング」しかできません。

しかしライセンスを持っていると、深い場所や流れがある場所など多くのダイビングスポットで潜れるようになり、
ウミガメやマンタ、ジンベエザメなどの海洋生物や色とりどりのサンゴ礁、沈没船などを見に行くことができる「ファンダイブ」に参加できます。
ダイビングを趣味としてやっていきたいと考えているならライセンスは不可欠です。

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ダイビングのライセンスの種類

ダイビングのライセンスにはいくつかの種類があり、ステップアップしながら段階的に上のランクに上がっていきます。
1番最初に取得するのは「オープンウォーターダイバー」と呼ばれるライセンスです。
指導団体により名称が異なりまので、ここではPADIを例に紹介します。


1.オープンウォーターダイバー

ダイビングの基本的な知識と緊急対処スキルを身につけます。取得すると水深18メートルまでの範囲でダイビングが可能になるライセンスです。

2.アドバンスドオープンウォーターダイバー

水中写真や海の生き物の観察、水中コンパスの使い方などダイビングの楽しみ方を学びます。
取得すると水深40メートルまで潜れるようになり、世界中の海を制限なく楽しむことが可能でになるライセンスです

3.レスキューダイバー

ダイビングの安全知識を深め、一緒に潜る仲間を気に掛けることができる頼れるダイバーを目指します。ダイビングの視野が広がるライセンスです。

4.ダイブマスター

ダイビングのプロとしての最初のランクです。ダイビングの講習はできませんが、
取得するとファンダイビングの案内やインストラクターのアシスタントができるようになります。

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ダイビングライセンス取得にかかる費用は?

初心者が最初に取得する「オープンウォーターダイバー」の資格取得コース受講費用は
ダイビングショップによりばらつきがありますが、おおよそ30,000円から100,000円です。

受け方は2種類あり2泊3日の日程合宿で行うパターンと、講座と講習を別日に受講をするパターンです。
自分のスケジュールと相談して受けやすい方を選びましょう。

また受講の際は料金に何が含まれていて、何が含まれていないかを確認することが大切です。
安すぎる場合は機材の購入が必須であったり別のコースの受講が必要であったりする場合があります。

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ダイビング器材の種類  

ダイビングをするためには様々な器材が必要です。
「全部買わなくてはいけないのか」と不安になる方もいるかもしれませんが、
ダイビングショップで全てレンタルできるため持っていなくてもダイビングができます。

どんなアイテムを使用するのか知っておきましょう。ダイビング器材は大きく分けて保護スーツ、重器材軽器材、カメラなどがあります。

保護スーツ

保護スーツとはウェットスーツやドライスーツなど、
ダイビングをする際に体温の低下を防ぎ擦り傷などのけがから体を守る役割があります。

・ウエットスーツとは?

ウェットスーツは10度から30度までの水温で使用できるスーツのことです。
ウェットは体が濡れることを指します。

皮膚とウェットスーツの間に入り込んだ水は体温で温まり、それがスーツ内に留まるためあまり冷たさを感じません。

・ドライスーツとは?

ドライスーツは保温性が高く、10度以下の冷たい水中で快適にダイビングができます。

ドライスーツの中に空気が入り、体が濡れないため、冬のダイビングで大活躍です。
ウェットスーツとドライスーツを使い分けることで通年ダイビングを楽しむことができます。

■重器材

重器材とは、重さのある器材でありスキューバダイビングになくてはならない重要なアイテムです。
主な重器材にBCD・レギュレーター・タンクがあります。

・BSD

BCDとは、Buoyancy Compensator Device(浮力調整装置)の略で水中での浮き沈みを調整する機械です。
空気が入るショルダーベストのような構造で、タンクとホースで接続しておりタンクから空気を入れて浮力を取ります。

・レギュレーター

レギュレーターとは、タンク内の圧縮された空気を減圧して呼吸できるレベルに調整してくれる機械です。
ダイビングではレギュレーターを口にくわえて呼吸を行います。吸うときは空気が流れ、吸わないときは空気が遮断される優れものです。

・タンク

タンクとは、ダイビングをする際に背負う空気が圧縮されて入ったダイバーの呼吸の源です。
主にスチール製とアルミ製があり、業者によって使用しているものが異なります。

タンクは基本的にダイビングショップで借りるものなのでマイタンクをもっといる人はほとんどいません。

軽器材

軽器材にはフィン・マスク・グローブ・ブーツ・ダイビングコンピュータがあります。

・フィン

フィンとは泳ぐための足ひれのような道具です。水泳ではフィンをつけませんが、
海では流れがあるためフィンをつけていないと前に進めません。

・マスク

ダイビング用のマスクは鼻まですべて覆う形状のゴーグルです。
ダイビング中に鼻から水が入ってくるのを防ぎ、水中での視界を確保する役割があります。

・グローブ・ブーツ

グローブは手袋、ブーツは靴下と同様にけがをしないよう体を保護するためのものです。
流れがある場所では、岩につかまったりする場合もあるためグローブをしていればけがをせずにすみます。

・ダイビングコンピュータ

ダイビングコンピュータはダイコンと略して呼ばれることが多い、ダイバー用のハイテク時計です。
時間の他水深や水温、NDL(あと何分その深さにいられるか)、方角を確認でき水中で大活躍します。

■カメラ

海の生き物や自然を写真や動画で残せるアイテムとして水中カメラがあります。
防水機能の付いたカメラや本体に防水機能がなくても専用の防水ケースに入れて水中で使えるようになるカメラなど
多くのカメラが売られており、初心者が最初に買うことが多いアイテムです。

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ダイビングの基礎的なスキルは?

ダイビング器材の他にダイビングで大事なのは水中スキルです。
初心者、未経験者が体験ダイビングに行った際にインストラクターに教わる基本的なスキルを4つ紹介します。

・呼吸

水中での呼吸はダイビングの基本です。
スキューバダイビングではレギュレーターを口にくわえ、鼻呼吸ではなく口呼吸で呼吸を行います。
初心者は口呼吸になれず、鼻で呼吸してしまうためマスクが曇ったりマスクに水が入ったりしてパニックになることがあります。

また肺の過膨張により傷害が起きる可能性があるので呼吸を止めてはいけません。

・耳抜き

水中では水圧がかかり、鼓膜が圧迫されて耳に痛みを感じます。
これを解消するために行うのが耳抜きです。

飛行機に乗った際に唾をのんだり鼻をつまんだりして耳の違和感を解消しますが、これと同じことを水中でも行います。
ポイントは潜行を始めて耳が痛くなる前に耳抜きをすることです。

痛くなってから耳抜きをしても間に合わないため、
痛いと感じたら少しだけ水深の浅いところに移動して耳抜きを行うと治ります。

・中性浮力

中性浮力は水中で浮力が釣り合っている状態です。
浮力が釣り合っている状態のため、浮いたり、沈んだりもしません。

中性浮力が大切な理由としては下記のような理由があります。

  • サンゴを傷つけないため
  • 砂を巻き上げて視界を悪くしないため
  • タンク内の空気のもちをよくするため

中性浮力は、最初はコツが掴めずに難しいですが回数を重ねるごとに慣れていきます。

・ハンドシグナル

水中では会話ができないため、意思を伝えるためにハンドシグナルと呼ばれるハンドサインを使います。
ハンドシグナルは体調が悪い、耳抜きがうまくいかない、トラブルが起きたなどの状態を的確に一緒に潜る仲間に伝えるために大切です。
潜る前にハンドシグナルを確認してから潜るようにしましょう。

ダイビングのベストシーズンは? 

夏のレジャーとしてのイメージが強いですが、実は日本では夏から秋にかけての季節がベストシーズンです。

秋になると黒潮の接近でプランクトンなどが流され透明度が上がります。水中の鮮やかな姿を見ることができるので夏から秋がおすすめです。
それに加えて、夏休みシーズンが過ぎた9月は旅行客が少なく少人数で講習やダイビングを行えるためのびのびと泳ぐことができるでしょう。

ダイビングスポットとして有名な沖縄では梅雨の明けた6月から12月頃までダイビングを楽しむことができます。
しかし、夏から秋にかけては台風が多く海の状態が悪いため、10月頃から11月中旬頃までがベストシーズンです。
沖縄は秋でも海水温が冷たくないためウェットスーツで潜ることもできます。

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ベストシーズン以外でダイビングがしたい…

夏から秋にかけてがベストシーズンですが、基本的にはいつでもダイビングは楽しめます。
ウェットスーツでは冷たい海水は寒く冬は厳しいですが、ドライスーツを着れば温かく冬の間もダイビングができます。
このためダイビングは通年楽しめるマリンスポーツです。

冬の方が、透明度が高いためダイナミックな地形や
一面のサンゴ礁を見ることができ、夏とは違った生物の発見も楽しみのひとつです。

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ダイビングライセンスを発行している団体の違いは?

ダイビングライセンスは様々な指導団体が発行しています。
各ダイビングショップのインストラクターはどこかの指導団体に所属しており、
ライセンスカードは所属している指導団体のものが発行されます。

国内海外ともに数多くの指導団体があり、それぞれの指導団体の違いはライセンスカードの名称やトレーニング内容などです。

有名な指導団体はSDI・NAUI・PADI・SSI

有名な指導団体はSDI、NAUI、PADI、SSIです。
これらの指導団体は知名度が高いため、どこの国、ショップに行っても名前が通じる点がメリットです。
理念や各ライセンスコースの名前等に違いがあるので、調べてみてどの指導団体でライセンスを取得するか検討してもよいでしょう。

日本国内のみの指導団体は知名度が低く、海外ではライセンスカードを所持していても潜れないこともありますので注意が必要です。

上記以外の指導団体でも問題はありません!

どの指導団体のダイビングライセンスを取得しても、世界中でダイビングはできます。
これは指導団体の違うダイビングショップに行っても、問題なくダイビングができるからです。

どこの指導団体を選ぶかよりも、そのダイビングショップで働くインストラクターの人柄や
ショップとスタッフの雰囲気が自分に合うかの方がダイビングを続けていくうえでは大切です。

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ライセンスを持っていなくてもダイビングがしたい 

ライセンスを持っていなくても体験ダイビングなら楽しむことができます。
半日程で体験できるため、気軽な気持ちでダイビングに挑戦できます。

沖縄に旅行に行った際には体験ダイビングで、海の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

体験ダイビングとは?

体験ダイビングとは、初心者やライセンスを持っていない人向けのダイビングプランです。
潜る前に器材の使い方や呼吸の仕方、ダイビングの注意点などインストラクターが説明してくれるため
全く知識がない方でも安心してチャレンジができます。

体験ダイビングは何メートルまで潜れる?

体験ダイビングでは、安全を考慮し水深5から12メートルの深さまで潜ることができます。
水深12メートルまでなので、何かトラブルがあっても、インストラクターが素早くサポートすることが可能です。
ライセンス所持者は水深18メートルまで潜れます。

体験ダイビングにかかる費用

体験ダイビングにかかる費用は10,000円から20,000円で、1日に潜る本数によって値段が変わります。
1本潜るプランは8,000円から15,000円、2本潜るプランは15,000円から22,000円が多いです。

料金に器材レンタル料や保険料、施設利用料などがすべて含まれているためこれ以外の料金はかかりません。

体験ダイビングの流れ

体験ダイビングでは、1本潜る場合所要時間は4時間ほどで朝からのプランではお昼過ぎには終了します。
持ち物も、水着、ビーチサンダル、バスタオルのみと特別なものは必要ありません。体験ダイビングの流れは以下です。

  1. 指定された場所(ダイビングショップや港)に集合
  2. 受付用紙の記入
  3. 器材の使い方や耳抜きの仕方、呼吸の方法などのレクチャーを受ける
  4. 実際に器材を身につけ海に入り、浅瀬で呼吸などを練習
  5. インストラクターの指示に従い潜水開始(30分程度)
  6. シャワーや着替えを済ませて解散
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ダイビングのよくある質問 

誰でも初めて挑戦することは多くの不安や疑問を感じます。ダイビングを始めてする方によくある質問をまとめました。

Q.泳げなくても問題ない?

A.泳げなくてもダイビングはできます。泳げない人は呼吸が苦手な場合がほとんどです。
 ダイビングでは水中で呼吸ができるため関係なく、水泳が苦手であってもできます。

Q.ダイビングする時の服装は?

A.水着の上にウェットスーツを着るため、女性はフリルやレースなどの装飾がついたものは控えた方がよいでしょう。
 ビキニタイプを着用している方が多いです。

Q.初めてのダイビングにおすすめなのは?

A.ダイビングを趣味にしたいと考えているならライセンス取得から始めてもよいでしょう。
 「自分にできるか不安」「試してみたい」方は体験ダイビングから始めるのがおすすめです。

Q.ダイビングが体験できない条件は?

A.安全上の関係で、呼吸器や循環器系の病気や耳や鼻の病気を持っている方はダイビングができない可能性があります。
 健康面で不安な場合は医師に相談しましょう。また妊娠中のダイビングはできません。

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ライタープロフィール

ウィークル編集部
ウィークル編集部
「非日常」をコンセプトにした「体験」を予約できるポータルサイト
ウィークルを運営中。

「ウィークルマガジン」では日本全国の体験スポットの情報を発信しています。