ダイビング団体の違いとは

この記事ではダイビング団体の違いについて紹介しています。

ダイビングを始める上で無視することができないダイビング団体。
「PADI」「NAUI」「SSI」など何となく知ってはいても、どんな団体なのか分からない方も多くいるのではないでしょうか。

ダイビング団体の種類は多く、日本には約30、世界には約200もの団体が存在すると言われています。
ここでは、おすすめのダイビング体験施設を紹介します。

併せて、主なダイビング団体のことや、ダイビング団体の選び方などを紹介していきます。
ぜひ、あなたがダイビングライセンスを取得する際に、参考にしていただければ幸いです。

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おすすめのダイビング体験施設10選

シーラバーズ沖縄

「シーラバーズ沖縄」は、沖縄屈指のダイビングスポット「青の洞窟」ツアーを得意とするダイビングショップです。

もちろん、沖縄本島のファンダイビングやカヤックツアー、PADIライセンス講習などもおこなっています。
こちらのスタッフは、全員が国家資格の潜水士や、PADIやNAUIといった世界最大級のダイビング指導団体ライセンスを取得しています。

そのため、お客様のリクエストにきめ細かく対応しながら安心安全にツアーを実施します。
たとえダイビング初心者や泳ぎが苦手な方でも安心して参加できるので、まずは、お気軽にお問合せしてみてください。

<店舗情報>
住所:沖縄県国頭郡恩納村前兼久152-1
営業時間:6:30~21:00

TEERA SCUBA VENTURES, OKINAWA

「TEERA SCUBA VENTURES, OKINAWA」は、沖縄本島北部の名護市にあるダイビングショップです。
主に、体験ダイビングやSUP、PADIのCカードが取得できるライセンス講習などを実施しています。
豊富な経験を持つメインスクーバインストラクターが親切丁寧に指導してくれるため、初めての方でも安心してツアーに参加できます。

また、インストラクターは流暢な英語が話せるバイリンガルで、外国の方とのコミュニケーションもバッチリです。
とりわけ、プライベートコースなら完全マンツーマンによりコースを提供。

周りを気にせずツアーが楽しめるため、カップルや家族連れなどにおすすめです。

<店舗情報>
住所:沖縄県名護市宇茂佐の森1-8-2
営業時間:7:00~21:00

石垣島ツアーガイド オールブルー

「石垣島ツアーガイド オールブルー」は、石垣島の大自然が満喫できるさまざまなマリンアクティビティや、ライセンス講習などを提供するマリンショップです。
厳しい研修と講習を受けたガイドによる丁寧な説明と少人数制により、安心安全なツアーを実行しています。

ツアーに必要な器材は全て無料レンタルが可能なため、追加料金は発生しません。
しかも、取り揃えられる機材はメンテナンスが行き届いたプロ仕様ばかり。
シャワー・更衣室・化粧台・ドライヤーなどの施設も充実しています。

また、多くの女性スタッフが在籍しているので、女性のお客様や小さな子供連れの家族でも気兼ねなくツアーに参加できるのが嬉しいポイントです。

<店舗情報>
住所:沖縄県石垣市新川2462-1
営業時間:8:00~20:00

アークダイブ

「アークダイブ」は、沖縄県宜野湾市にあるダイビングショップです。
ショップから徒歩5分ほどの場所にある宜野湾マリーナから、ダイビング専用に設計された自社所有のクルーザーにより快適にケラマブルーが堪能できます。

こちらは、今では多くのショップが開催する青の洞窟ツアーを、2001年から初めて開始した青の洞窟エキスパート認定店です。
本家ならではの質の高いツアーをおこない、多くの方が参加しています。

また、PADIの5スターIDタイプリゾート認定店で、PADIライセンスコースを随時開催。
経験豊富なインストラクターの指導の下、本格的なダイビングスキルを身に付けながらライセンスが取得できます。

<店舗情報>
住所:沖縄県宜野湾市字地泊764
営業時間:8:00~19:00

セブンオーシャンズクラブ

「セブンオーシャンズクラブ」は、恩納村中心部にあり目の前が港のダイビングショップです。
青の洞窟ツアーをはじめとする豊富な種類のツアーが用意され、ダイビングスクールではPADIのダイビング認定カードが取得できます。

すべてのツアーメニューは、専用のボートでアクセスします。
特に、青の洞窟メニューでは、長い階段を登らずボートに乗って5分ほどでポイントに到着できるので、体力に自信がない方でも安心してダイビングが満喫できます。

また、体験ダイビングなどでは無料で魚の餌付けが楽しめるほか、参加した方には、沖縄の思い出に水中写真データを無料でプレゼントしてくれます。

<店舗情報>
住所:沖縄県国頭郡恩納村前兼久15-9-4
営業時間:8:00~18:00

Diving house CHABA Gua

出典:CHABA Gua,2022年2月18日,http://r.goope.jp/chabagua

「Diving house CHABA Gua」では、沖縄の美しい海を気軽に楽しめるシュノーケルメニューや、青の洞窟で体験ダイビングが楽しめるメニューなどを提供しています。
それぞれのメニューは1グループ貸切りで案内してくれるため、一人ひとりのペースに合わせたダイビングが楽しめます。
また、沖縄の海を満喫しながらライセンスが取得できるダイビング講習を実施しています。
こちらでライセンスを取得すれば、ファンダイビング時のフルレンタル料がずっと無料の嬉しい特典が受けられます。
初めてで不安な方、お子様連れの家族の方など、まずは気軽にお問い合わせください。
親切なスタッフが丁寧に案内してくれます。

<店舗情報>
住所:沖縄県中頭郡読谷村渡慶次1180-3
営業時間:10:00~18:00

シーモール

出典:シーモール,2022年2月18日,https://www.okinawadiving.jp/

「シーモール」では、人気の青の洞窟ダイビングやシュノーケリングツアーを中心に随時開催しています。
中でも、完全グループ貸切りツアーなら、ダイビング初心者はもちろん、泳ぎが苦手な方でも安心して参加が可能です。

また、本格的にダイビングを始めたい方には、PADIライセンスが取得できるコースはいかがでしょうか。
ベテランスタッフが徹底的にサポートしてくれるので、初めての方にもおすすめです。

2つのライセンスコースが用意され、旅行日程に合わせて都合の良いコースに参加できるのが嬉しいポイント。
ゲストハウスが併設されているので、合宿感覚でダイビング講習を受けてみませんか。

<店舗情報>
住所:沖縄県中頭郡読谷村楚辺 1181TO-126
営業時間:7:00~22:00

ダイビングショップ ディ・オア・ディ 沖縄

出典:ダイビングショップ ディ・オア・ディ 沖縄,2022年2月18日,https://www.dordokinawa.jp/

「ダイビングショップ ディ・オア・ディ 沖縄」は、世界最大級のダイビング指導団体・PADIに正規登録されるゴールド発行店です。
常日頃から厳しいスタッフ訓練をおこない、参加される方が安心安全にコースに参加できるよう日々努力を重ねています。

こちらでは、体験ダイビングやファンダイビング、ライセンス講習など、さまざまなマリンアクティビティを提供しています。
ライセンス講習では質の高い講習が受けられ、目標に向かって着実にステップアップできます。

中でも、個別練習を望む方にはプライベートレッスンコースが用意され、丁寧な指導が受けられると評判です。

<店舗情報>
住所:沖縄県国頭郡恩納村字瀬良垣1785-1
営業時間:8:00~20:00

沖縄ダイビングサービスLagoon

出典:沖縄ダイビングサービスLagoon,2022年2月18日,https://www.lagoon-diving.com/

「沖縄ダイビングサービスLagoon」は、サンゴ礁を知り尽くすスペシャリストダイバーたちが運営する、恩納村万座エリアにあるダイビングショップです。
安全安心はもちろん、自然環境に配慮しながら沖縄の美しい海が堪能できるツアーを開催しています。

こちらでは、サンゴ保護を目的とするサンゴ値付けダイビングや、サンゴ値付けシュノーケルなど、ユニークなプランが用意されています。

また、PADIライセンス取得コースでは、難易度によって選べるさまざまなコースが用意されています。
ダイビングに興味があるあなたなら、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

<店舗情報>
住所:沖縄県国頭郡恩納村恩納339
営業時間:9:00~17:00

BLUE ZONE MARINESPORTS & DIVINGCLUB

出典:BLUE ZONE MARINESPORTS & DIVINGCLUB,2022年2月18日,https://bluezone.jp/

「BLUE ZONE MARINESPORTS & DIVINGCLUB」では、世界的に有名なケラマポイントを中心に、
ファンダイビングやシュノーケリングなどのマリンアクティビティを提供しています。

こちらでは、沖縄の海を知り尽くし、15年以上無事故の実績を誇るPADIインストラクターがダイビングをエスコートしてくれます。
そのため、初めての方や泳ぎに不安を感じる方でも安心してツアーに参加できます。

また、時間がないけどライセンスが取得したい方にぜひ参加していただきたい、おすすめのライセンス取得コースが用意されています。
あらかじめ自宅で事前学習ができるため、現地では実技講習に専念できるのがおすすめのポイントです。

<店舗情報>
住所:沖縄県那覇市安里1-8-24
営業時間:9:00~18:00

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ダイビング団体とは

簡潔に言えば、ダイビングライセンス(Cカード)を発行したり、
ダイバー育成・指導・安産管理・環境保全などをしたりして、安全にダイビングができる環境づくりを推進する民間団体を指します。

ダイビング団体は、1960年頃アメリカでNAUI、数年後にPADI、
イギリスではBSACという団体が誕生したのが始まりです。

現在日本には約30団体、世界には約200団体あると言われています。
ダイビングライセンスは、運転免許や医師免許のような、いわゆる「免許」ではありません。

ライセンスが無くてもダイビングは楽しむことができます。
ライセンスがなければ、ダイビングができないという法律はありません。
ただ、ライセンスによって潜れる深さが違うため、気をつけましょう。

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ダイビング団体一覧

NAUI(ナウイ)

「NAUI」は、「National Association of Underwater Instructors」の略です。
1960年、アメリカにて創設、1970年に日本上陸を果たし、日本で初めてインストラクター認定コースを開催しました。

「最愛の人を任せられる信頼」「教育を通した安全なダイビングの実践」を信条とし、
世界100国以上に拠点を持ち、6万人以上のインストラクターや700以上のダイブセンターを展開しています。

NAUIでは、一人ひとりに合った指導をすることを方針としています。
そのため、初めてダイビングをする方をはじめ、泳げない方・体力に自信がない方・年配の方・女性の方でも安心して受講できるのが特徴です。

PADI(パディ)

「PADI」は、「Professional Association of Diving Instructors」の略です。
1966年、アメリカにて創設、1970年、日本にPADI潜水指導協会が設立されました。

日本をはじめ、世界に7か所のエリアオフィスを展開しています。
PADIは、世界180か国以上に13万以上のインストラクターを抱え、まさに名実とも世界最大のダイビング教育団体です。
全世界で年間100万人以上のダイバーがPADIの教育カリキュラムによる認定を受け、Cカードの発行枚数は、設立以来2,000万枚以上を数えるほどです。

SSI(エスエスアイ) 

「SSI」は、「Scuba Schools International」の略です。
1970年、アメリカにて創設され、世界に2,400店以上の加盟店を持ち、110か国以上の地域でダイビングライセンスを発行しています。
SSIでは、ダイビングショップのみと提携が可能となっています。

そのため、個々のインストラクターは必ずどこかのショップに属している必要があります。
このことにより、指導レベルの偏りが少なく、指導品質の高さは世界トップクラスと言われています。

SDI(エスディーアイ) 

「SDI」は、「Scuba Diving International」の略です。
1994年に創設されたTDIから、1998年に派生して設立され、日本には2016年に上陸しています。
世界100か国以上で活動し、ダイバー認定数の伸び率が世界トップクラスで、その人気度は目を見張るものがあります。
SDIは、従来の古い教育プログラムを見直した新しいタイプの団体として有名で、ライセンス発行においては経験を重視し、ほかの団体よりもより厳しい経験を必要とします。
そのため、SDIのブランドは、ほかの団体よりもグレードが高いと認識されています。
また、世界で唯一、ソロダイビングプログラムを提供している団体として知られています。

BSAC(ビーエスエーシー)  

「BSAC」は、「The British Sub Aqua Club」の略です。
1953年にイギリスのロンドンで創設され、現在では世界中に支部を展開しています。

英国王室と深い関わりを持ち、歴代の名誉総裁は王室から排出されています。
BSACでは「安全最優先」を理念とし、いかに安全かつ計画的にダイビングを実行していくかに重点が置かれています。

日本で受講する際には、日本の海に合った独自のプログラムで指導が受けられるため、知識や技術が効果的に身に付けられるのが特徴です。

SNSI(エスエヌエスアイ) 

「SNSI」は、「Scuba and Nitrox Safty International」の略です。
SSIから派生し、1994年にイタリアで創設されました。日本には2017年に上陸しています。

SNSIでは、既存の団体よりも質の高い講習により、確実にスキルアップできる団体として高い注目を集めています。
フリーのインストラクターはおらず、全てがダイビングショップに所属しています。

そのため、質が高く実践的で、より安全なダイビング体験を提供してくれるのが特徴です。

CMAS(クマス)

「CMAS」は、「Confederation Mondiale des Activites Subaquatares」の略です。
1959年、フランスで設立されました。
正確には、CMASは団体ではなく、水中活動をおこなう国際的な「世界水中連盟」です。
世界118か国が加盟する国際機関で、いわゆる「水中の国連」のような役割を果たしています。

ライセンスカードを発行するのは、CMASに所属する各種団体がおこない、日本ではJEFF・Stars・JCS・KDJapanなどが加盟しています。
ダイビングはもちろん、水中の乗り物や設備など幅広い分野で活動。CMASの基準でサービスを提供する世界各国の水中レジャー施設は、13,000以上にも及びます。

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ダイビング団体によって違いはある?

知名度による差が生じる場合がある

国内でダイビングする場合、国内もしくは海外で知名度が高いダイビング団体のライセンスを所持していれば、多くの場合問題なくダイビングが楽しめます。

一方、海外でダイビングを楽しむ場合、海外で知名度が高いダイビング団体のライセンスカードでなければ、ダイビングできない場合があります。
日本国内で知名度が高くても、海外では知名度が高くない可能性があるからです。

プロダイバーの場合には事情が異なる

プイダイバーの場合は事情が異なります。
PADIのインストラクターが、NAUIのショップでNAUIのカリキュラムに基づきライセンス講習をおこなうことはNGです。
ただし、NAUIのショップであっても、自らの責任によりPADIのカリキュラムを使ってPADIのライセンスを発行することはOKです。

また、異なる団体でランクアップすることは認められていません。

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異なるダイビング団体のライセンスでもダイビングできる?

異なるダイビング団体のライセンスでもダイビングできます。
例えば、PADIのOWを所持していても、NAUIのショップでダイビングすることが可能です。

また、NAUIのSCDを所持している方が、アドバンスをとるためPADIのショップで最初から取り直す必要はありません。
アマチュアダイバーのレベルであれば、異なるダイビング団体に所属するショップでダイビングを楽しんだり、
ステップアップの講習を受けることは問題ありません。

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ダイビング団体の選び方は?

世界的に知名度が高いダイビング団体を選ぶ

日本国内で知名度が高くても海外では存在が知られていない場合があるので、海外でダイビングできない可能性があります。

そのため、国内のみならず世界的に知名度があるダイビング団体を選ぶことが必要です。
また、「歴史がある」、「複数の地域にオフィスを展開している」、「その団体のライセンスが普及している」を見極めることも重要です。

Cカード評議会に加盟しているダイビング団体を選ぶ

Cカード協議会は「レジャーダイビング認定カード普及協会」と言われ、国内の主要な14団体で構成されています。
1994年、Cカードを発行する際の「最低指導基準の採択と普及」の目的のため設立されました。

この協議会に加盟している団体であれば、世界的に有名なPADIをはじめ、
NAUI、SSI、BSACなどが加盟しているため、多くの地域で問題なくダイビングが楽しめるでしょう。

WRSTCとISOの認証を受けているダイビング団体を選ぶ

「WRSTC」の正式名称は、「World Recreational Scuba Training Council」と言い、
1997年、アメリカフロリダ州オーランドで、設立について最初のミーティングが開催されました。

そして、カナダ・アメリカ・日本・ヨーロッパの4地域の指導基準の賛同を得て設立された国際組織です。

また、「ISO」の正式名称は、「International Organization for Standardization」と言い、
ダイビングのみではなく国際社会において多大な影響を与えている機関です。
2007年1月、レクリエーショナルダイビングの6基準が承認されています。

つまり、これらにより承認を受けているダイビング団体のCカードは、
「WRSTC最低基準」と「ISOダイビング基準」をクリアしているため、世界の多くの国や地域で通用することを意味します。

ライタープロフィール

ウィークル編集部
ウィークル編集部
「非日常」をコンセプトにした「体験」を予約できるポータルサイト
ウィークルを運営中。

「ウィークルマガジン」では日本全国の体験スポットの情報を発信しています。