東京の陶芸体験おすすめ24選

この記事では東京都内で陶芸体験ができるおすすめスポットについて紹介しています。

日本の伝統工芸のひとつである陶芸。土のひんやりとした感触を手で楽しみながら、
頭の中のイメージを形にしていく作業は、自分と向き合えて心が落ち着きます。モノづくりに没頭する時間はストレス発散にもぴったり!

陶芸にチャレンジしてみたいけど、ちょっぴり敷居が高い‥と思っている方、東京都内には陶芸体験ができる教室がたくさんあります。
今回は東京都内で手ぶらでOKで手軽に陶芸体験ができるスポットを5つご紹介します。

世界に一つのオリジナルの陶器が出来上がった時の嬉しさひとしおです!陶芸体験をしてみませんか?

おすすめプラン

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東京の陶芸体験おすすめ24選

【浅草橋】電動ろくろ体験|作る楽しさを体験し、自分の手で器を作りましょう!

出展:ウィークルマガジン

伝統文化を楽しむ!お茶しながら陶芸体験ができる!

先生と相談しながら茶碗に湯呑、お皿みなど好きな形の器を作成し、仕上げて頂きます。体験では基本の形を作って頂き、削りに釉薬をかけるまではこちらの担当スタッフが完成せます。作品は二か月ほど受け取ることはできます。完成された作品は店舗でお受取するか配送させて頂いきます。

<店舗情報>
店舗名:喫茶円 陶芸体験 Tearoom&Pottery EN
住所:東京都台東区浅草橋3-1-3 竹中シャルム地下1階 102室
営業時間:月〜金曜日 10:00〜18:00

電動ろくろ体験

出展:ウィークルマガジン

電動ろくろを是非やってみたい方に!

初心者の方でも、電動ろくろを丁寧にご指導致します。
ろくろで好きな形の器作りにチャレンジできます!

<店舗情報>
店舗名:陶芸工房 久玲居(くれい)
住所:東京都国立市東2-19-50

手びねり体験

出展:ウィークルマガジン

初心者の方も、手びねりで好きな器を作れます!

手びねりの技法で、作ってみたいものを好きに選んで
挑戦できます。マンツーマンで丁寧にご指導致します!
また、「絵付けだけしたい」という方にも、
様々な器を用意していますので、絵付けだけの体験もできます。

<店舗情報>
店舗名:陶芸工房 久玲居(くれい)
住所:東京都国立市東2-19-50

陶芸の手作りギフト

出展:ウィークルマガジン

素敵な器を作ってプレゼント!

お皿やマグカップなどを作って、ご両親や友人、恋人に
プレゼントしてみませんか。また、カップルでの作陶も大歓迎です!

<店舗情報>
店舗名:陶芸工房 久玲居(くれい)
住所:東京都国立市東2-19-50

白金陶芸教室

出典:白金陶芸教室 公式HP,https://www.sirokanetougei.com/

一日体験コースでは、初めての方でも「手びねり」か「電動ろくろ」を使って90分の陶芸体験ができます。お茶碗、お湯呑み、パスタ皿、どんぶり、コーヒーカップ、急須、土鍋等が制作でき、削りや色付けまで全てを体験したい場合は、3日コースを選択すれば全て体験できます。ギフト品の制作もできるので、大切な人へのプレゼントにもおすすめです。
子どもと一緒に楽しめる家族コースも用意されているので、休日に家族で陶芸体験はいかがでしょうか。

<店舗情報>
住所 :〒108-0072 東京都港区白金5-13-4
アクセス:東京メトロ日比谷線「広尾駅」(出口1・2)徒歩10分
電話 :03-6318-5858
営業時間:[月・火・木曜日] 10:00~18:30  [金・土・日曜日] 10:00~21:00

うづまこ陶芸教室

出典:うづまこ陶芸教室 公式HP,https://www.uzumakotougei.com/

東京都田町にある陶芸教室「うづまこ陶芸教室」。
電動ろくろを使った陶芸体験では、湯のみ・お茶碗・徳利・ビアマグ・丼・一輪挿し・そばちょ・小皿や中鉢など、手びねりでの陶芸体験では、お皿・取っ手付きのコーヒーカップ・お茶碗・花瓶・徳利などがつくれます。2時間で土鍋作り体験もできます!スタッフの方が丁寧にレクチャーしてくれるので、初めてでも安心です。
電動ろくろは台数が限られているので、体験したい日にちが決まったら早目の予約をおすすめします。
ウェディングギフトや、アクセサリーなどの制作なども体験できます。世界に一つのプレゼントは、喜ばれること間違いなしです!

<店舗情報>
住所 :〒105-0014 東京都港区芝3丁目29-11 清水ハウス1階
アクセス:都営三田線「芝公園駅」A2出口 徒歩6分
電話 :03-6809-6363
営業時間:10:00~19:00

陶芸教室Futaba

出典:陶芸教室Futaba 公式HP,https://www.fu-ta-ba.jp/

東武東上線・上板橋駅から徒歩5分の場所で、リーズナブルな料金で陶芸体験ができる「陶芸教室Futaba」。
初心者におすすめの手びねりや本格的な電動ろくろ、絵付け体験など、ニーズに合わせた15種類の体験プランが用意されていて、お好みに合わせたプランを選べます。4歳から体験できるので、家族で陶芸体験を楽しむのもおすすめです。一日体験教室は当日予約も可能なので、デートで2人の思い出作りにもいいですね♪
友達と一緒にワイワイ陶芸体験をしたい!という方には、東京芸大出身の講師が本格指導してくれる貸切プランがあるので、アットホームな雰囲気の教室で、気の知れた仲間とのプライベートレッスンも可能です。

<店舗情報>
住所 :〒174-0064 東京都板橋区中台1丁目29−8 1F
アクセス:上板橋駅(北口)下車、徒歩5分
電話 :03-3931-1522
営業時間:10:00~16:00  [火曜日] 10:00~21:00

ゆう工房 東京青山教室

出典:ゆう工房 東京青山教室 公式HP,https://yukobo.co.jp/

駅から徒歩1分という好立地の場所にある「ゆう工房 東京青山教室」では、予算に合わせた陶芸体験コースが5つ用意されています。45分のレッスンで作品を制作できるコースでは、豆皿の制作や箸置きの絵付け体験ができます。もちろん、ろくろを使った陶芸体験もできます。子どもからシニアまで、一人はもちろん友達やカップル、家族での参加もOK!
プレゼントを手作りできるギフトコースや、結婚式で渡す両親贈呈用ギフトを手作りするブライダルコースもあります。ハンドメイドの心のこもったプレゼントにおすすめです。
通常料金に+500円で当日予約も可能なので、思い立った時に気軽に陶芸体験してみませんか?

<店舗情報>
住所 :東京都港区北青山1丁目3-3 三橋ビル5F
アクセス:東京銀座線、東京半蔵門線、東京都営大江戸線「青山一丁目駅」1番出口より徒歩1分。青山通り沿いにある吉野家のビル5F
電話 :03-6447-0234
営業時間:[火・水・金] 12:30~21:00 [木・土・日] 10:00~18:30

千秋工房

出典:千秋工房 公式HP,https://sensyu-k.com/

おしゃれスポットとしても人気の街、中目黒駅から徒歩5分のところにある「千秋工房」では、2時間ほどで完成するご飯茶碗や湯呑の絵付け体験が人気です。
何か作ってみたい陶器がある方には、じっくりと作れる一日体験がおすすめです。
作品の仕上がりまで陶芸の工程すべて体験できる4回セットの体験コースもあります。作りたい作品があって1回体験では物足りない、陶芸の出来上がりまでチャレンジしたい!という方は、ぜひ4回セットの体験コースでたっぷりと陶芸の楽しさを味わいましょう。
本格的に陶芸を始めたいという方も、まずこちらの体験プランで陶芸の楽しさを味わってみるのもいいですね!

<店舗情報>
住所 :〒153-0051 東京都目黒区上目黒2-25-13 エムス南館2F
アクセス:東急東横線・営団地下鉄線 中目黒駅より徒歩5分
電話 :03-5722-4417
営業時間:11:00〜19:00

陶庵

出展:https://www.facebook.com/touankanazawa/

<店舗情報>
店舗名:陶庵 東京
住所 :東京都台東区東上野4-14-3 route books
営業時間:10:30~20:00

陶芸教室 Cactus

出展:https://potterycactus.com/

<店舗情報>
店舗名:陶芸教室 Cactus
住所 :東京都台東区谷中3-13-7-2F
営業時間:11:00~20:30  定休日:月曜日

Props Art School

出展:https://props-as.jp/%e9%99%b6%e8%8a%b8%e6%95%99%e5%ae%a4/

<店舗情報>
店舗名:プロップス・アートスクール
住所 :東京都新宿区新宿2-5-15 新宿山興ビル8F

クレイスペースみなみ野陶房

出展:https://maruyama.hokkaidotougei.com/clayspace-top3

<店舗情報>
店舗名:クレイスペースみなみ野陶房
住所 :東京都八王子市みなみ野1-3-1DCMホーマック八王子みなみ野店

下北窯 ひまつぶし隠れ家

出展:https://twitter.com/itudemotougei

<店舗情報>
店舗名:下北窯ひまつぶし隠れ家
住所 :東京都世田谷区代沢5-36-8-101
営業時間:13:00~21:00

町田ギャラリーshiraku

出展:https://www.sirak.jp/

<店舗情報>
店舗名:陶shiraku
住所 :東京都町田市高ヶ坂1-4-15
営業時間:10:00~17:00  定休日:月曜日

Taku Nakano CeramicArts☆

出展:https://tnca.tokyo/

<店舗情報>
店舗名:Taku Nakano CeramicArts☆
住所 :東京都港区南青山3丁目8-2

CREA BASE

出展:https://creabase.jp/

<店舗情報>
店舗名:CREA BASE
住所 :東京都墨田区向島4-30-5
営業時間:10:30~21:00

まだん陶房

出展:https://www.facebook.com/madantobo/

<店舗情報>
店舗名:まだん陶房
住所 :東京都世田谷区宮坂3-6-2

アトリエシリカ

出展:https://twitter.com/OwTpPKsnpi2XHZk/media

<店舗情報>
店舗名:アトリエシリカ
住所 :東京都墨田区業平1−12−8 メゾヌール墨田1F

リリアート陶芸教室

出展:http://riria-to.jp/

<店舗情報>
店舗名:リリアート陶芸教室
住所 :東京都文京区千駄木5-5-7
営業時間:10:00~16:00

陶芸.com 池袋教室

出展:https://www.facebook.com/tougei.com.ikebukuro/

<店舗情報>
店舗名:陶芸.com 池袋教室
住所 :東京都豊島区西池袋1-15-9第一西池ビル8F

陶芸工房 喜器【TOGEIKOBO KIKI】

出展:https://ja-jp.facebook.com/kikijiin/

<店舗情報>
店舗名:陶芸工房 喜器【TOGEIKOBO KIKI】
住所 :東京都足立区西新井2-9-7
営業時間:10:00~19:00  定休日:水曜日、祝日

T-ROOMS 西荻陶芸教室

出展:http://www.t-rooms.net/

<店舗情報>
店舗名:T-ROOMS 西荻陶芸教室
住所 :東京都杉並区西荻北2丁目12-1 和合ビル3F
営業時間:9:00~20:00

東京マイスターアカデミー

出展:http://www.tokyo-meister.jp/

<店舗情報>
店舗名:東京マイスターアカデミー
住所 :東京都千代田区神田神保町1-38 2階

おすすめプラン

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陶芸体験の種類は大きく4つ

一口に陶芸と言っても、使う粘土や焼き方などによって種類が異なります。
東京都内だけでも様々な陶芸を体験できますが、まずは陶芸のタイプを知って、興味のある焼き物に挑戦してみてください。
ここでは代表的な4種の陶芸を紹介します。

陶器

陶器は、自然から採れる粘土を原料として作られたものです。陶器を作るための土、陶土(とうど)を成形して素焼きにし、釉薬(ゆうやく)を掛けて1100度〜1300度程度で焼き上げます。陶芸の世界では土物(つちもの)とも呼ばれています。
粗めの土を使用するため、釉薬をかけていても吸水性があり、ややもろいのが特徴です。衝撃が加わると欠けやすいため、扱う際は注意しましょう。
厚めに作られることが多く、温かみのあるフォルムが印象的です。また、厚さゆえに温度変化に強い、光にかざしてみても光を通さないという特性があります。

見分け方としては、釉薬がかかっていない高台(こうだい)部分などから、きめの粗いザラザラとした質感の素地が見えるかどうかで判断できます。
日本では、美濃焼や瀬戸焼、益子焼、笠間焼、唐津焼などが陶器として有名です。

磁器

陶磁器と一言で表されることが多いですが、実は陶器と磁器は別物です。
磁器の原料は、磁土(じど)と呼ばれる陶石(とうせき)という岩石を細かく砕いたものです。
ここから、陶器の「土物」に対して「石物(いしもの)」と呼ばれることもあります。

焼成温度は1300度程度で、陶器より高い温度で焼かれます。
焼き上がるとガラス化するため硬くなり、軽く指で弾くと「キン」と金属を叩いたときのような音がします。水も通しません。
磁土は非常に肌理細かく、白くツルッとした手触りに焼き上がるため、釉薬をかけていない部分も滑らかな手触りになります。

薄めに作られることが多く、光にかざすと透けて見えることもあります。また、熱しやすく冷めやすいという特性もあります。
陶器よりは固いものの、薄くいため割れやすくなっており、割れると断面が鋭くなるので扱う際は注意してください。

伝統的な磁器は、主に染付(そめつけ)といって絵の具を用いて絵が描かれ、透明な釉薬をかけて仕上げられることが多いです。
代表的な磁器は有田焼や京焼、九谷焼などが挙げられ、これらは染付で装飾された磁器が多くなっています。

炻器

炻器(せっき)の原料は陶器と同じ陶土ですが、陶器よりも高温で焼き上げて作られます。
1200度〜1300度と長時間焼かれるため、硬く吸水性が無く、丈夫で傷がつきにくいという特性があります。

叩くと磁器のように高く澄んだ音がしますが、陶土を使っているため光は通しません。

歴史で習う「須恵器」は炻器に分類され、現在の日本の焼き物で言えば「信楽焼」や「備前焼」「丹波焼」が炻器にあたります。

釉薬をかけずに焼かれることが多いのですが、薪を使って焼くため、自然釉と呼ばれる木の灰がかかって味のある独特の風合いが生まれます。

土器

土器は、低温で焼かれたもろい焼き物です。

歴史で学ぶ「縄文土器」や「弥生土器」は、もともと焼き物の源流にあたるものです。
当時は野焼きといって、地面の上や地面に掘った穴の中で火を起こして焼いていたため、焼成温度は700度〜800度程度と低温でした。

また、釉薬をかける技術もなかったため、もろくて水を通す器になっており、食器として使うことは難しいでしょう。

現在でも、子供向けの教育やワークショップとして野焼きを行うことがあります。火を使うため注意が必要ですが、専用の窯がなくても焼くことができるのがメリットです。

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陶芸体験に必要な材料・道具は?

今回紹介しているプランの多くは現地で道具を借りることが可能な場合が多いです。
一方で、自宅でも体験してみたくなった、プロを目指したいという方は自分で道具を用意する必要があります。
そこで、ここでは基本的な陶芸の材料・道具を紹介します。

陶土

陶芸用に使用する専用の粘土で、以下のような特徴を持っています。
・自然界に存在する
・耐火性がある
・きめが細かい
・水を含ませると粘り気がでて滑らかになる
・成形しやすい

陶芸に使用する粘土の種類は様々で、産地によって信楽、益子、唐津、萩など有名な焼き物があります。それぞれ使用している土の種類や焼き上がりの色、成形段階の扱いやすさ、焼成温度による耐久性によって異なります。
成形のしやすさや出来上がりの色具合、焼成温度によって使い分けができます。

釉薬

釉薬は焼き物の表面をコーティングする、薄いガラス上の皮膜のもとになる薬剤で、焼く温度と目的によって何種類も使い分けが可能です。

木灰や植物を原料とする「灰釉はいぐすり」や鉱物を原料とする「色釉いろぐすり」など多種類あります。
灰釉とは草木の灰を主成分としたうわぐすりのことであり、けやきや松、竹やわら灰があり、味のある風合いに仕上がります。
色釉とは、鉄や金、マンガンなど金属化合物を原料とする着色剤で、鮮やかな模様が形成されます。

陶芸に必要な代表的な道具7種類

作業台(板も可)

大小2種類の木製板で、大きい方は1m四方のベニヤ板で1cm以上の厚さが必要です。大きい板は粘土をもむための板で、厚ければ厚いほど揉んだときに安定します。
薄目の板では力を入れて粘土をこねると動いてしまうので、板に両膝をつきながら大まかな荒練り、空気を抜く菊練りをします。膝をつくスペースも考慮すると、1m未満の板だと作業しづらいです。

洗面器・スポンジ・タオル

成形する際に粘土は適切な水分量が必要です。粘土に水を差したり手についた粘土を洗うために使います。
スポンジは粘土にかける水分量を調節に使いますが、少しだけ粘土を湿らせたい時はかたく絞ったスポンジが役に立ちます。
また、余分な釉薬をふき取るなどにも使えます。

タオルは掃除だけではなく、粘土の保湿に使います。かために絞ったタオルを作品にかけておけば、作業を中断しても問題ありません。少し乾燥気味の粘土にかけて時間をおけば、均一に水分を吸って成形しやすくなります。

ヘラ

成形と削りで使います。数種類のヘラをセット販売しているもので十分でしょう。
成形用の牛ベラやコテなどは自分の手先で事足りることも多いので、最低限必要なのは削り用のヘラです。
器の表面や見込を削る中型のもの、高台内を削る小型のものがあればよいでしょう。

切り弓(切り糸)

切り弓は扇状の取手に針金を張った道具です。
これで作品の凸凹になった口縁を切り落とせます。ロクロで回しながら余分な土を落とすことで切り口が整います。

なめし革

作品のふちを平らにするのに使います。
鹿革が主に使われますが、吸水性が十分で、表面が滑らかなものであれば問題ありません。成形の最終段階で使うので、作業中は水に浸けておきます。

ロクロ

ロクロには電動・手・蹴(足で使う)の3つに分類できます。ロクロがなくても作品は作れますが、口縁のなめしや表面の削りの時にあると便利です。

手動のロクロの大きさについては最低でも直径25cmあると良いでしょう。直径が小さいと手で回しても作品を触っているうちにすぐ回転が止まってしまうからです。

筆(刷毛)

用途としては掃除用・施釉(釉薬を塗りかける作業)用・絵付用の3つに大別できます。
まず、成形後に表面の細かい粘土くずを取るときの筆は必須です。作品の隅々まで入るサイズと硬さがあればきれいにゴミを取れます。

施釉用の筆は、最初は太いものと細いもの2種類あれば問題ないでしょう。
施釉は作品を直接浸す「ズブ掛け」が一般的ですが、釉薬の量を減らして薄く塗りたいときなどに筆塗りします。施釉できる幅であれば刷毛でも大丈夫です。

絵付筆は線の太さに応じて揃えることになります。細・中の2本とペンキ用の刷毛1本で一旦は十分ですが、足りないものは適宜そろえることになります。

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陶芸体験の手順

土を練る

土練りは粘土の堅さを均一にし、気泡や異物を取り除くことに加え、適度に粘り気を与えることで成形しやすくするための作業です。
代表的な手法は次の2方法です。

・荒練り
主に粘土を均一にする事を目的とする土練り。粘土を伸ばし、それを叩き、再び伸ばす、その繰り返し。

・菊練り
別名「ねじもみ」と呼ばれています。菊練りは、粘土の中にある気泡を取り除くための手法です。
練っている途中で、菊の花びらのような模様ができるところから菊練りと呼ばれています。
菊練りは左右の手の動きが逆になります。

成形

成形だけでも技法は4種類あります。

・手ひねり
指先だけで粘土の形を作る最も簡単な方法です。
一握りの粘土を両手で丸め、親指を粘土の真ん中を押し込んでくぼませます。
片手で少しずつ粘土を回しながら、親指と人差し指で粘土を薄く伸していくと完成です。

・ひもづくり
「巻き積み」、或いは「巻きあげ」、「よりづくり」と呼ばれる技法です。
粘土をひも状に伸ばしたら両手で粘土を挟み込み、手のひらで交互に前後に滑らせて少しずつ粘土をひねり出します。
人差し指程度の太さで、長くひも状の粘土になれば完了です。
次に、適量の別の粘土をロクロに乗せ、厚さ1cm~1.5cm程度に伸ばして底の部分を作ります。
その上にひもに伸ばした粘土を積み上げていきます。

・タタラづくり
タタラ板と呼ばれる「ヘゴ板」を利用して成型する方法です。
丈夫な糸か針金を用いて、左右両側のタタラ板に挟み込んだ粘土を均一の厚さで切り取ります。
このスライスした粘土板で成型していきます。

・ロクロ成形
ロクロは成形に用いる回転可能な円台です。
電動のものが主流ですが、手足で回すものもあります。
よく練った粘土をロクロの中心に据え、回転させながら粘土を成形します。
両手に水を付け、粘土の表面を濡らし、絞り上げるように粘土を少しずつ上方に伸ばします。
円形の器や食器を作る技法にぴったりです。

装飾

成形した作品は、そのまま2回焼成を行えば十分器として使用できます。
しかし、作品表面に模様を刻んだり、化粧泥をかけたりする「装飾」を施すと、さらに仕上がりが美しくなります。

成形した粘土をつける「はりつけ」、版画のように模様の入ったたたき板で模様をつける「たたき」、作品が固くならないうちに櫛やノコギリの歯などを使って作品表面にひっかいて模様を付ける「ひっかっき」、焼き上がりに白磁のような高級感を醸成させる「化粧泥」などが挙げられます。

乾燥と素焼き

成形及び装飾を終えた作品を水分を含んだまま焼くと、生地に含まれた水分が膨張し、爆発します。
そこで、十分乾燥させる必要があります。乾燥は通常直射日光を避け、1~2週間程度の間、日陰でゆっくり時間をかけて行います。

また、作品を水に浸しても壊れにくくするため、釉薬を染み込ませる前に素焼きを行います。これは第一次の焼成作業です。

作品によっては素焼きせず、直接釉薬を掛ける「なまがけ」と呼んでいる手法もありますが、一般的には素焼き後、釉掛けする方法がベストです。

1300度にまで温度を上げる本焼きとは異なり、概ね焼成温度は上限が800度程度です。小さい窯では4~5時間、大きな窯では8~9時間程度かけて行います。
急な温度上昇は作品にひびを入れてしまうため、ゆっくり温度を上げて丁寧に焼き上げるのが大切です。

釉がけ

調整した釉薬を素焼きの作品に掛ける作業です。
釉薬は適量の水を加えて液体に近い泥状にします。

ひしゃく掛けやひたし掛け(どぶ掛けとも)、流し掛け、霧吹きがけなど、様々な方法があります。
均一に釉がけしたいならひたし掛けが便利で簡単です。

釉がけしたあと高台(器の底の部分)に釉薬が付いたままだと、窯のなかで台に張り付いてしまうので、必ず拭き取ってください。
また、釉薬の厚さにムラがあると、釉が流れ落ちてしまうので、乾いてから削り取るのも忘れずに行ってください。

本焼き

焼き物作りの最終工程です。釉がけして十分乾燥させた作品を、窯詰めし、焼き上げという三つのステップで完成させます。

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東京都内で陶芸体験を選ぶポイント

  1. 何を作れるのか?
  2. 対象は経験者?初心者?(特に初心者の方は、1dayの体験からスタートするのがおすすめです!
    最初から道具を揃えても、通えない・続かないといった事態を防ぐため、まずは体験してみてください!)
  3. いつ体験する?誰と体験する?(仕事帰りならアクセスの良さや終了時間、休日に子供と参加する場合は対象年齢を確認してみてください。)
  4. 道具や材料は既に備わっているか
  5. サポート体制は?

ライタープロフィール

ウィークル編集部
ウィークル編集部
「非日常」をコンセプトにした「体験」を予約できるポータルサイト
ウィークルを運営中。

「ウィークルマガジン」では日本全国の体験スポットの情報を発信しています。