初心者のためのSUP基本情報まとめ

みなさん「SUP」をご存知でしょうか?サーフボードのような板に乗りパドルを使い漕ぎ進めていくマリンスポーツです。
海や川の近くにお住まいの方は見かけたことがあるのではないかと思います。
そんなSUPについて体験できるスポットや、SUPの魅力や始めるにあたっての必要な道具など徹底解説していきます。「始めたいけど悩んでいる」なんて方はぜひこの記事を読んでスタートしていただけたらなと思います。

おすすめのSUP体験 9選

Dynamic nature SUP

石垣島北部の自然を満喫できるSUP体験スポットです。石垣島北部は人の手が加えられていない本物の自然が楽しめる地です。
そんな大自然の中に囲まれSUPを体験することができ、午前・午後・サンセットといった3つのシーンを海の上で過ごせます。
30分間漕ぎ方やルールのレクチャーを行い、90分間水上散歩を楽しむことが出来ます。
なんと珊瑚が見えることや、泳いでいるウミガメを見えるそうです。自然が魅力の石垣島おこその体験ですよね。終了後にはお泊りのホテルに無料で送ってもらえる嬉しいサービス付き。有料でSUP体験中の姿を写真に収めてもらえるオプションもあるので石垣島での思い出作りにピッタリです。

<店舗情報>
住所：沖縄県石垣市字新川280番地2
営業時間：8：00～20：00
予約はこちら：https://weekle.jp/shop/detail/75

石垣島シュノーケルツアー

石垣島にあるSUPを体験できるスポットです。魅力は何といってもSUPをしながら夕日と星空を一緒に見られる部分です。開放的なSUPで夕日と星空を同時に楽しめるなんて贅沢ですよね。他にも石垣島名蔵湾のマングローブや動植物をSUPに乗りながら冒険できます。マングローブは日本では気候の関係で南の方でしか育たない為なかなか目にすることが出来ません。写真のデータを無料でプレゼント、市街地からの無料送迎など嬉しいサービスに加え、当日予約OKなため気軽に参加することが出来ます。

<店舗情報>
住所：沖縄県石垣市字平得433-4
営業時間：8：00～22：00
予約はこちら：https://weekle.jp/shop/detail/56

MISTY 湘南江の島

神奈川県藤沢市江の島にある老舗のサーフィンスクール。1984年に設立され湘南で長く愛されているサーフィンスクールです。
SUP初心者で何から始めたら良いか分からない方にオススメのSUPスクール。自己流で海へ出る方もいるそうですがしっかり基礎を学んでから海に出たいですよね。
ここではインストラクターが付いて基礎からしっかり学ぶことが出来ます。1人で参加をする方でもしっかりインストラクターが付くので安心です。
基礎を学んで湘南の海を楽しみましょう。

<店舗情報>
住所：神奈川県藤沢市片瀬海岸2丁目16-1
営業時間：8：30～日没まで（夏期は早朝営業）

鎌倉HI-surf

神奈川県鎌倉にある由比ガ浜でSUPを体験できるスクールです。
SUPスクールで漕ぎ方を学んだあと2時間海上散歩ができるため全くの初心者の方でも満喫することが出来ます。体験中にはビデオや写真を撮ってもらうことが出来るので思い出を残すのにも最適です。鎌倉市の海水浴シーズンでは市が指定した出廷エリアにしかSUPなどは出廷できなくなりますが「鎌倉Hi-surf」の目の前の海は出廷できるためオールシーズンSUPを楽しむことが出来るのです。

<店舗情報>
住所：神奈川県鎌倉市坂ノ下21-1
営業時間：10：00～19：00

KOA OUTFITTERS

初心者から上級者までSUPを楽しむことができるスクールです。
初心者向けプログラム・SUPでヨガが出来るプログラム・サンセットを楽しめるプログラムと幅が広いのが魅力です。
プライベートスクールではご家族のみで海を楽しむこともできます。
指導団体JSCA（一社）日本セーフティーカヌーイング協会の公認校でありしっかり研修を積んだスタッフが在籍しているので安心です。オーナーさんは三浦半島から横須賀に詳しいそうなので裏話が聞けるかも。

<店舗情報>
住所：神奈川県横須賀市秋谷4296-5
営業時間：9：30～17：30

UMI to YAMA

千葉県南房総の自然に囲まれSUPが体験できるスポットです。
ショップから徒歩10秒にある勝山海岸をSUPで海上散歩。日本プロサーフィン連盟（JPSA）認定のスタッフが在籍しているため安心です。
初心者さんにおすすめの基礎が学べるコースや親子で相乗りできる珍しいプランも。
SUP経験者の方はSUPで波乗り体験をすることも出来ます。SUPで波乗り?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、サーフィン未経験の方でも小さな波に乗ることができパドルを使用すれば方向転換も可能だそうです。
ぜひ初心者さんから上級者さんまで楽しみことが出来るので訪れてみてはいかがでしょうか。

<店舗情報〉
住所：千葉県安房郡鋸南町竜島165-34
営業時間：不定時

NORTH STYLE　奥琵琶湖

滋賀県の琵琶湖でSUPが体験できるスポットです。初心者さんにおすすめの体験コースでお子様と一緒はもちろんペットのわんちゃんと一緒に参加できます。
またSUPツアーでは大江最古の大社である白髭神社など滋賀のパワースポットを巡るツアーや春期にはお花見ツアーも魅力です。
「日本のさくら名所１００選」にも選ばれている海津大崎の桜をSUPで巡ることが出来ます。

<店舗情報>
住所：滋賀県高島市マキノ町西浜763-1
営業時間：9：00～17：00

Outdoor Sport Club ZAC

こちらは東京都23区でSUPが体験できるスポットです。
東京都内にいながら川の上でゆっくりと流れる時間が堪能できます。東京スカイツリー近郊をSUPに乗って散歩することができるため地方からの観光者や、日本が好きな海外の方にもおすすめです。
また東京の夜景を楽しめる夜景ツアーにプライベートで参加できるツアーもあります。都内在住で海のある土地まで行くのが面倒くさい…という方には一押しです。

<店舗情報>
住所：東京都江戸川区北葛西2－1－39
営業時間：9:00～18:30

OCEANS.CLUB

神奈川県の逗子海岸でSUPが体験できるスポットです。
初心者向けのSUPコースから上級者向けの半日コースや1日コース、ヨガコースなど幅広いコースがあります。寒い日にはウェットスーツの貸し出しなどありがたいサービスも付いています。波がある日にはSUPサーフィンも体験することができます。

<店舗情報>
住所：神奈川県逗子市新宿１丁目５−４
営業時間：9：00～18：00

 SUPに必要な道具

SUPをするには何が必要なのだろうと思っている方へ必要な道具を紹介します。

インフレ―タブルSUPボード

空気を入れるタイプと入れないタイプのボードがあります。
初心者の方は空気を入れるタイプのボードの方が安定感があるためおすすめです。
それに伴い空気入れも必要になります。多くのボードが空気入れも付属されているので購入する際に確認してみましょう。

パドル

SUPでは1本のパドルを使用して進みます。
こちらもボードに付属で販売されていることがほとんどです。

ライフジャケット

泳げない方や海に慣れていない方でも万が一ボードから落ちてしまった場合でもライフジャケットを着用していれば安心です。
1枚持っていれば長持ちしますので購入しておきましょう。

サンダル

マリンシューズなどが好ましいですが無い場合は、かかとに引っかかるタイプのサンダルがオススメです。
マリンシューズなどを履いていれば万が一岩場などに着地してしまっても怪我の心配がありません。

水着

お好みの水着で大丈夫です。日焼けが気になる方はラッシュガードなど長袖の水着を羽織ることで防ぐことが出来ますよ。Tシャツ等は水に濡れると重くなってしまうため、水着を選ぶと良いでしょう。
ここからはあると便利な道具を紹介します。

帽子

顔や髪の日焼けが気になる方におすすめです。

ウェットスーツ

ウェットスーツを着用することで冬など寒い時期でも海に入ることが出来ます。
年中通してSUPしたい方やサーフィンも興味がある方は購入してみても良いかもしれません。

SUPの漕ぎ方

お次は漕ぎ方を紹介します。

利き手でしっかりとパドルを握ります。もう片方の手は利き手の50㎝程下を握ると漕ぎやすいです。
利き手と反対側の手の感覚が狭すぎても遠すぎても腕に余計な負担がかかり漕ぎづらくなるので、自分にベストな感覚をつかみましょう。

正しい立ち方

SUPは安定性に長けている為立ちながらでも座ってでも進むことができます。
初めて体験する方はボードの上に正座のように座って漕ぎスタートするのがおすすめです。

少し慣れてきたらボードの上に立ってみましょう。
ボードと少し距離がある為不安定ですが慣れてくればしっかりと立ち漕ぐことができます。

パドルを水中に入れると、水の抵抗を受けてくれるためバランスが取りやすくなります。
初めは不安定なため腰が引けてしまうことがあります。

腰が引けてしまうと重心がずれてしまうため逆にバランスが取りづらくなります。
気持ちをリラックスさせお尻を引き締めしっかりと立つと正しい姿勢で立つことが出来ます。
また目線を落としてしまったり近くに向けてしまうとバランスが取りづらくなってしまうため進行方向を見ることを意識しましょう。

漕ぎ方

初心者の方はパドルを腕だけで漕ごうとしてしまいます。
そうするとすぐに腕が疲れてしまいますので、全身を使うことを意識しましょう。
身体の力を抜いて腕を曲げずにパドルを動かします。全身を使うイメージで漕ぐとうまく進みます。
夢中で漕いでいたら身体より後ろまで漕いでいたなんてことも起こりがちです。

パドルが身体と並んだらパドルを前方にということを意識すると良いでしょう。
スクールなどに通うとしっかりとレクチャーしてもらえるため1回通ってみることをおすすめします。

SUPの正しい漕ぎ方、立ち方についての詳細はこちら

SUPの楽しみ方

SUPは現在日本だけでなくアメリカやヨーロッパなどでも人気なのです。
サーフィンと似ているのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが全く違い安定感のあるボードを使用する為、お子さんからご年配の方まで幅広く楽しめるのが魅力です。
ただ漕ぐだけではない楽しみ方がたくさんあるSUPについて紹介します。

クルージング

やはりSUPと言ったら海上をクルージングするのが有名です。
安定したボードの上に立ち海を散歩するのは、船などとは違い解放感が魅力です。
人によってはペットと一緒にクルージングを楽しむ方も。

ヨガ

SUPはボードが大きく安定感があるためヨガやストレッチなどもボードの上で行うことが出来ます。インナーマッスルを鍛えられる、姿勢が改善する、リラックスできるなど多くの効果が期待できます。

レース

ボードの上でゆっくりするというイメージがあるSUPですが、レース大会などが開かれるほどレースも人気です。短距離と長距離のレースがあるそうです。SUP上級者の方は参加してみてはいかがでしょうか？

SUPボードとサーフィンボードの違い

SUPを知らない方からしたらSUPボードとサーフィンボードって何が違うの?と思う方も多いと思います。
大まかにいうとボードの大きさとパドルを使うか使わないかにあります。詳しく説明していきます。

SUPはStand Up Paddleboardの略でゴムやプラスティックでできたロングボードの上に立ってパドルを使い漕ぎ進めていくハワイ発祥のマリンスポーツです。
ボードの大きさは約300～330㎝程です。

ボードの上に座って楽しむこともでき安定感抜群のため転覆する心配が少なく簡単に慣れることができるため始めやすいスポーツになります。
海上散歩だけでなくボードの上でヨガやストレッチを楽しむことが出来るため女性でも楽しみやすいのが魅力です。
競技種目とし確立しレース大会なども行われているため女性だけでなくもちろん男性も楽しめるスポーツです。

サーフィンは板の上に立ち波に乗るマリンスポーツです。ボードの大きさに種類があります。

• ロングボード　（約270㎝以上）　

• ショートボード　（約160～190㎝以上）

• ファンボード　　（約200㎝～270㎝以上）

ロングボードは浮力が高く安定感があるのが特徴です。
ショートボードは技を楽しみたい上級者向けのボードになります。

ファンボードは2つの中間で初心者から上級者まで幅広い人が楽しめるボードになっています。
SUPと違い泳げない方だと始めるのが難しかったりするのが難点です。

SUPボードの価格

SUP始めたいけどボードって高いのでは?と思う方もいらっしゃると思います。
ボードの平均価格としては3万～8万円程になります。

ボードのみの販売ではなくインフレータブルボード・パドル・空気入れ・フィン
・リーシュコード（足首に着用）・収納用のバックパックがセットになっているものが多いです。

中には修理用のリペアキットなどが付いているものがあります。
初心者の方でしたら安めのボードを購入しのちのち上達してから、お好みのボードを購入するのがおすすめです。

SUPのよくある質問

Q 泳げなくても大丈夫?

A 大丈夫です。スクールなどではライフジャケットを着用することがほとんどです。個人でやる場合にもライフジャケットを着用すると万が一海に落ちた場合でも沈むことが無いので安心です。

Q 初心者でもすぐ乗れるようになるの?

A すぐに乗れるようになります。SUPのインフレータブルボードはサイズが大きく空気を入れて使用するものは安定性が抜群なのでひっくり返ることはほとんどありません。
パドルを使い漕いで進むのですがコツを掴めば簡単に進めるようになれますのでご安心ください。

Q ボードなど必要な道具はどこで購入できるの?

A マリンスポーツショップなどで購入できます。ショップ以外でもAmazonや楽天などネットでも購入することが可能です。大きさなどもありますので実際に見て、ショップの店員の方にアドバイスをもらって購入するのがおすすめです。

Q 雨が降っていても大丈夫?

A 海が荒れていなければ可能です。

SUPの魅力とは?

ここ最近では人気がありトレンドに敏感な方は耳にしたことがある「SUP」、実はダイエット効果があるのも魅力の1つです。
SUP全身を使い行いパドリングするため有酸素運動に分類されます。

ランニングやウォーキングなどのと同じ効果が期待できます。
効果としては脂肪燃焼・基礎代謝向上・スタミナが付くなど嬉しい効果が期待できます。

また水上で不安定なボードの上に立つことで自然とインナーマッスルや体幹が鍛えられます。
楽しみながら身体を鍛えられるなんて嬉しいですよね。

また「SUPヨガ」も流行っています。不安定とはいえバランス感覚さえ掴むことができれば水上でヨガをすることが可能なのです。
SUPで1時間しっかりと漕いでクルージングすると大体600～1000KCAL消費されるそうです。
結構なカロリーが消費されますよね。走ったりするのが苦手な方には嬉しい効果です。

初心者でも楽しめるSUPに挑戦しよう

SUPについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
マリンスポーツなので難しいと思われがちですが簡単に楽しむことが出来るスポーツだと知っていただけると嬉しいです。
サーフィンよりも挑戦しやすいのも特徴です。

スクールも全国にたくさんありますので友人や恋人と参加してみてはいかがでしょうか。

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