大雪山国立公園とは

「大雪山国立公園」は、北海道の中央部に位置する日本最大の国立公園です。
園内には、現在も活動を続ける火山を含む標高2,000m級山々連なり、高緯度にあることから、本州に例えると3,000m級の山岳に匹敵する環境が広がっています。
そのため、珍しい高山植物が観察できたり、ここにしか生息しない生き物に出会えたりすることもあります。

また、大雪山の魅力を存分に体験できるアクティビティが盛んに行われていて、年間を通して多くの観光客で賑わっています。

この記事では、そんな大雪山国立公園の魅力などを存分にお伝えします。
どうぞ最後までご覧ください。

大雪山国立公園とは

「大雪山国立公園」は、昭和9年12月4日に国立公園に指定された歴史ある公園です。
公園区域の再検討等を経て、平成12年に「層雲峡ビジターセンター」、平成25年に「ひがし大雪自然館」がオープンしています。

公園一帯は北海道のほぼ中央部に広がり、北海道最高峰の旭岳を主峰とする大雪火山群や十勝岳連峰、石狩岳連峰などの山々のほか、石狩川と十勝川の源流地帯を含み「北海道の屋根」と謳われています。

大雪山国立公園の広さ・範囲は?

大雪山国立公園の総面積は約2,268㎢で、大きく「表大雪エリア」「十勝岳連峰エリア」「東大雪エリア」の3つのエリアに分けられます。
表大雪エリアは大雪山国立公園の中心部で、標高2,291mの高さのある北海道最高峰・旭岳を中心とした大雪火山群と、その南側にある山上の台地を含みます。
十勝岳連峰エリアは十勝岳をメインとする火山群で、北海道を代表する観光地で知られる美瑛や上富良野方面などがあります。
東大雪エリアは十勝川流域の地域を指し、東大雪の山々や森、然別湖、糠平湖などを含み、山麓では豊富な温泉が湧出しているのが特徴です。
ちなみに関係市町村は、富良野市・上川町・東川町・美瑛町・新得町・上富良野町・南富良野町・士幌町・上士幌町・鹿追町となっています。

大雪山国立公園に生息する植物は?

大雪山国立公園内には標高2,000m級の多くの山々がありますが、位置する緯度が高いため、本州に当てはめると3,000m級に匹敵する高山環境となっています。
そのため、山麓部にはエゾマツやトドマツを中心とする針葉樹や広葉樹が広範囲にわたって生育しています。
さらに標高が高くなるに連れて針葉樹、ダケカンバ林となり、森林限界、ハイマツ帯へと推移していきます。
山頂部には日本の高山植物の約4割に相当する、250種類ほどの高山植物が確認され、エゾオヤマノエンドウ・ホソバウルップソウ・リシリリンドウといった希少種も多く見られるのが特徴です。

大雪山国立公園に生息する動物は?

広大な広さを有する大雪山国立公園には、さまざまな種類の動物たちが生息しています。
哺乳類ではヒグマをはじめ、エゾシカ・キタキツネ・エゾリス、鳥類では国の天然記念物に指定されるシマフクロウ・クマゲラのほか、幻の鳥と言われるミユビゲラも確認されています。
そのほか、この辺りの限られた地域でしか見られないエゾナキウサギや、ウスバキチョウ・アサヒヒョウモンといった、いわゆる遺存種と言われる高山蝶も確認されています

大雪山国立公園の文化的特徴は?

毎年夏には層雲峡温泉で「層雲峡温泉峡谷火まつり」が開催され、そこで繰り広げられるさまざまな催し物により、北海道の先住民であるアイヌの人々の文化にふれられます。
また、昭和62年に廃線になった旧国鉄時代の士幌線のコンクリート造のアーチ橋が多く残されています。これらは「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」として北海道遺産に選定され、東大雪の開拓の歴史を今に伝える近代産業遺産としてその姿が残されています。

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大雪山国立公園までのアクセスは?

東京・大阪から大雪山国立公園へのアクセス方法を、各交通手段別に紹介します。

(なお、アクセスルートは一例で、各区間の所要時間は目安です。詳細は各交通機関のH P等でご確認ください。)

東京からのアクセス

新幹線

東京から新幹線を利用して大雪山国立公園にアクセスするには、JR「東京駅」から東北新幹線をご利用下さい。

  • JR「東京駅」東北新幹線はやぶさ(約4時間15分)→JR「新函館北斗駅」特急北斗(約3時間40分)→JR「札幌駅」特急カムイ(約1時間25分)→JR「旭川駅」JR石北本線(約1時間15分分)→JR「上川駅」道北バス(約30分)→層雲峡温泉
  • JR「東京駅」東北新幹線はやぶさ(約4時間15分)→JR「新函館北斗駅」特急北斗(約3時間40分)→JR「南千歳駅」特急おおぞら(約2時間4分)→JR「帯広駅」十勝バス(約1時間40分)→ぬかびら源泉郷

飛行機

  • 「羽田空港」飛行機(約1時間35分)→「旭川空港」空港連絡バス(約30分)→JR「旭川駅」JR石北本線(約1時間15分)→JR「上川駅」道北バス(約30分)→層雲峡温泉
  • 「羽田空港」飛行機(約1時間35分)→「とかち帯広空港」空港連絡バス(約40分)→ JR「帯広駅」十勝バス(約1時間40分)→ぬかびら源泉郷

自家用車

車で大雪山国立公園にアクセスするには、最寄りの空港まで飛行機で出かけてレンタカーを利用することをおすすめします。

  • 「羽田空港」飛行機(約1時間35分)→「旭川空港」レンタカー(約1時間30分)→層雲峡
  • 「羽田空港」飛行機(約1時間35分)→「とかち帯広空港」レンタカー(約1時間30分)→ぬかびら源泉里

大阪からのアクセス

新幹線

大阪から新幹線を利用して大雪山国立公園にアクセスするには、JR「新大阪駅」から東海道新幹線のぞみをご利用ください。

  • JR「新大阪駅」東海道新幹線のぞみ(約2時間30分)→JR「新大阪駅」東海道新幹線のぞみ(約2時間30分)→JR「東京駅」東北新幹線はやぶさ(約4時間15分)→JR「新函館北斗駅」特急北斗(約3時間40分)→JR「札幌駅」特急カムイ(約1時間25分)→JR「旭川駅」JR石北本線(約75分)→JR「上川駅」道北バス(約30分)→層雲峡温泉
  • JR「新大阪駅」東海道新幹線のぞみ(約2時間30分)→JR「東京駅」東北新幹線はやぶさ(約4時間15分)→JR「新函館北斗駅」特急北斗(約3時間40分)→JR「南千歳駅」特急おおぞら(約2時間4分)→JR「帯広駅」十勝バス(約100分)→ぬかびら源泉郷

飛行機

  • 「大阪(伊丹)空港」飛行機(約1時間5分)→「羽田空港」飛行機(約1時間35分)→「旭川空港」空港連絡バス(約30分)→JR「旭川駅」JR石北本線(約1時間15分)→JR「上川駅」道北バス(約30分)→層雲峡温泉
  • 「大阪(伊丹)空港」飛行機(約1時間5分)→「羽田空港」飛行機(約1時間35分)→「とかち帯広空港」空港連絡バス(約40分)→ JR「帯広駅」十勝バス(約1時間40分)→ぬかびら源泉郷

車で大雪山国立公園にアクセスするには、最寄りの空港まで飛行機で出かけてレンタカーを利用することをおすすめします。

  • 「大阪(伊丹)空港」飛行機(約1時間5分)→「羽田空港」飛行機(約1時間35分)→「旭川空港」レンタカー(約1時間30分)→層雲峡
  • 「大阪(伊丹)空港」飛行機(約1時間5分)→「羽田空港」飛行機(約1時間35分)→「とかち帯広空港」レンタカー(約1時間30分)→ぬかびら源泉里
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大雪山国立公園の観光名所は?

大雪山国立公園には、魅力ある観光名所が数多くあります。
ここでは、それらの中から是非訪れていただきたい厳選スポットを紹介します。

旭岳ロープウェイ

「旭岳ロープウェイ」は標高1,100mの旭岳温泉から、5合目に当たる標高1,600mの「姿見駅」をむすび、車窓からは大雪山の大パノラマが一望できます。
また、姿見駅の近くにはハイキングコースが設けられ、池面に映る旭岳の姿や珍しい高山植物などが楽しめます。

大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ

「大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ」は、層雲峡温泉にある「山麓駅」と、黒岳の5合目にあたる「黒岳駅」をむすぶロープウェイです。
春や夏には高山植物やエゾシマリスなどの自然観察ができたり、秋にはあたり一面を彩る美しい紅葉、冬にはスキーやスノーシューハイキングなどのアクティビティが楽しめたりと、どの季節の観光にも最適です。
また、麓の層雲峡温泉では温泉が満喫できるのはもちろん、層雲峡渓谷沿いではサイクリングで大自然を存分に体感できます。

大雪ダムと大雪湖

「大雪湖」は、1975年に完成した「大雪ダム」により誕生した人造湖です。
周囲が原生林に覆われているため、一見人造湖とは思えないほど豊かな自然に恵まれています。
湖にはアメマスやオショロコマなどが生息し、釣り人に人気のスポットとして知られています。
また、日本で最初に紅葉が始まる地域として知られ、9月中旬頃には山一面が鮮やかな色に染まる絶景が堪能できます。

天人峡と羽衣の滝

「天人峡」は、忠別岳から流れ出る忠別川の上流に位置し、約3万年前の巨大噴火の影響により長い年月をかけて形作られた柱状節理が見られます。
さらに、その渓谷の奥には落差270mを誇る「羽衣の滝」があります。
日本の滝百選にも選ばれ、羽衣を思わせる美しい姿が特徴です。

銀河・流星の滝

「銀河・流星の滝」は、日本の滝百選に選ばれている層雲峡を代表する景勝地です。
別名女滝と呼ばれる「銀河の滝」は120mの落差があり、白糸のように穏やかに流れ落ちる穏やかな様子が特徴です。
一方、「流星の滝」は男滝と呼ばれ、約90mの落差を力強く流れ落ちています。
駐車場から滝を背にして20分ほど斜面を登ったところにある「双瀑台」からは、これら2つの滝が不動岩を挟んで左右に流れ落ちる姿が同時に眺められます。

然別湖

「然別湖」は、大雪山国立公園唯一の自然湖です。
標高810mと道内では最も高い場所にあることから「天空の湖」とも呼ばれ、最深部は100mにもおよび国内有数の透明度を誇ります。
周囲は原生林に取り囲まれ、エゾウナギやミヤベイワナなどが生息しています。
また、カヌー体験やトレッキングといったアクティビティが楽しめます。

沼ノ原

「沼ノ原」は、大雪山系中央部の標高1,420〜1,460mの台地状に発達した高層湿原で、大小の池塘(泥炭層にできる池沼)が見られます。「大雪山の奥庭」とも呼ばれ、国の天然記念物に指定されています。

お鉢平

「お鉢平」は、約3万年前の噴火により生じた、大雪山の中央部にある半径2.2kmのカルデラです。
今なお火山ガスが噴出し続けていて、話題の「お鉢平めぐり」では大自然の息吹が感じられるカルデラの姿を見渡すことができます。
片道約3時間の行程で、登山道は比較的わかりやすいので登山初心者の方でもチャレンジ可能です。

紅葉谷

「紅葉谷」は、その名の通り大雪山国立公園を代表する紅葉の名所です。
散策道が整備され、層雲峡峡谷の奇岩「柱状節理」を間近に眺めならが、終点の紅葉滝までの往復約1時間の行程をハイキングで楽しめます。
多少のアップダウンはあるものの、初心者の方でも気軽に楽しめるのが嬉しいポイントです。
樹林内の動植物も観察できておすすめです。

旭岳温泉

「旭岳温泉」は、大雪山の主峰・旭岳の麓に広がる歴史ある温泉街です。
層雲峡温泉とともに表大雪エリアの登山の拠点として知られ、夏は登山客、冬はスキー客などで賑わいます。
雄大な原生林の中にはロッジや山小屋風のホテル、旅館などが散在し、野趣に満ちた景観が特徴の温泉地です。

層雲峡温泉

「層雲峡温泉」は、旭岳温泉と並んで表大雪の観光拠点として知られています。
層雲峡峡谷の中心に位置し、柱状節理を眺めがながら楽しめる温泉が多くあります。
前述の旭岳温泉とは対照的な華やかな雰囲気が特徴です。

ぬかびら源泉郷

「ぬかびら源泉郷」は、大正8年に発見された歴史ある温泉地で、東大雪エリアの主要な拠点として知られています。
すべての宿が源泉掛け流しのお湯が楽しめ、都会の喧騒を離れて心ゆくまでリラックスしたい方におすすめです。

層雲峡ビジターセンター

「層雲峡ビジターセンター」は、大雪山国立公園の自然と人々とのふれあいをテーマに、自然学習や自然体験をサポートするために設けられた施設です。
「登山ガイド」で代表的な自然コースを、「ハイビジョン映像」で大雪山の四季の様子などを紹介しています。
また、登山道や避難小屋なども確認できるので、まずはこちらに立ち寄り情報収集してからお出かけください。

旭岳ビジターセンター

「旭岳ビジターセンター」は、2019年にオープンした大雪山国立公園の情報発信施設です。
展示室や無料休憩所が充実し、登山・自然などについての情報の発信やツアーの案内、レンタル備品の貸し出しなども行なっています。
最新の情報と最善の装備で安全で楽しい観光を楽しむために、まずは足を運んでみてはいかがですか。

層雲峡・大雪山写真ミュージアム

「層雲峡・大雪山写真ミュージアム」は旧層雲峡小学校の校舎がリニューアルされた美術館です。
大雪山写真の第一人者で知られる「市根井孝悦」氏の作品が展示されています。
総面積1,570㎡ものミュージアムには約200点もの作品が展示され、大雪山の魅力を存分に感じながらゆったりとしたひと時が過ごせます。
開館期間は5月から10月下旬ごろまでなので、お出かけの際には最新の情報をお確かめください。

ひがし大雪自然館

「ひがし大雪自然館」は、「環境省ぬかびら源泉郷ビジターセンター」と「上士幌町ひがし大雪博物資料館」からなる施設です。
東大雪エリアを紹介するグラフィックパネルや剥製標本などが展示されるほか、世界の昆虫標本が約500点も展示されています。
宿泊や温泉などの観光情報や、登山や自然体験についての案内などもおこなっているので、お出かけの際にはお気軽にお立ち寄りください。

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大雪山国立公園のモデルコースは?

ポイントを抑えながら大雪山国立公園を効率よく回れるおすすめモデルコースを、春〜秋と冬に分けて紹介します。

春〜秋・大雪山の水の恵みを1泊2日で巡る

広大な大雪山国立公園の大自然の魅力がコンパクトに体験できる、忙しい方におすすめのモデルコースです。

1日目

1日目は、前泊した旭岳温泉宿泊施設から大雪山旭岳ロープウェイ「山麓駅」まで向かいます。
「姿見駅」に着いたら「旭岳ビジターセンター」が主催するエコツアーに参加して、四季折々の自然の魅力を存分に体験しましょう。
旭岳の魅力を存分に楽しんだら、再び「山麓駅」まで戻り昼食休憩。
昼食後は、歩いて5分ほどのところにある「旭岳ビジターセンター」を見学して、火山の成り立ちや水の恵みに関する映像をご覧ください。
続いて、旭岳ビジターセンターから車で30分ほどのところにある「大雪旭岳源水公園」を散策。
旭岳をはじめとする大雪山連邦の地下深くに蓄えられた雪解け水が長い年月をかけて自然に濾過され、ここではその湧水を汲むことができます。
さらに、車で30分ほどの場所にある東川町に出かけて旭川家具の工房を見学したり、居心地の良いカフェで一休みしたりしてリラックスした時間をお過ごしください。
今晩は天人峡温泉に宿泊します。

2日目

2日目は、天人峡温泉から徒歩約30分のところにある「羽衣の滝」を見学。
さらに、レンタサイクルでフクロウ池や忠別湖をめぐってはいかがですか。
アクティブに過ごしたい方ならカヌーやカヤックを体験するのもおすすめです。
忠別湖からは、車で約20分のところにある昨日訪れた東川町のカフェで昼食を。
ここから旭川空港までは車で約15分で到着できます。それぞれの帰路にお着きください。

冬・然別湖とぬかびら源泉郷を2泊3日で巡る

自然湖とダム湖を巡り、手付かずの自然と産業の歴史を一度に体験できるコースです。
雪と氷の神秘的な風景を堪能しましょう。

1日目

1日目は帯広空港からスタート。
まずはレンタカーなどで帯広市内に向かい、北海道らしい広々とした景色と貴重な自然が広がる場所にある「とかち鹿追ジオパークビジターセンター」を見学してください。
その後は、車で10分ほどの「扇ヶ原展望台」と、さらに10分ほどの場所にある「然別湖畔」で大自然を満喫。
宿泊は然別湖畔温泉です。
晴れた夜には満天の星が楽しめる「ナイトウォッチング」に参加してはいかがですか。

2日目

2日目は、然別湖の南側にある駒止湖一周トレッキングやアイスエイジ・トレイルで、冬の北海道を存分に体験しましょう。
アクティビティ体験後は、然別湖畔のカフェでゆっくり昼食を。
昼食後は、車で90分ほどの場所にあるぬかびら温泉郷に向かい、「森のトロッコ鉄道エコレール」で、童心に帰って足こぎトロッコを楽しみましょう。
5歳児から乗れるので家族連れの方におすすめです。
そして、「ひがし大雪自然館」を見学したら今晩の宿にチェックインです。

3日目

3日目は、NPOひがし大雪自然ガイドツアーが主催する「アーチ橋ツアー」にご参加ください。
人気の「タウシュベツ橋」などがガイドの案内で見ることができます。
その後は、帯広市内に向かい市内観光するのもおすすめです。
そして、帯広空港から帰路にお着きください。

大雪山国立公園で体験できるアクティビティは?

最後に大雪山国立公園で体験できるおすすめのアクティビティを紹介します。
いずれも、大雪山の魅力が存分に満喫できるアクティビティばかりなので、お好きな季節を選んでお出かけください。

早朝熱気球体験(十勝ネイチャーセンター)

「早朝熱気球体験」は、熱気球に乗って上空30mまで上昇するアクティビティです。
眼下には北海道を代表する十勝川や、パッチワークの畑を一望。
遠くには雄大な日高山脈が広がります。
2歳のお子様から搭乗可能なので、家族旅行の思い出づくりに最適です。
5分ほどの体験時間なのため、観光の合間に気軽に楽しめるのも嬉しいポイントです。

十勝川ネイチャーツアー(十勝ネイチャーセンター)

「十勝川ネイチャーツアー」は、ボートに乗って十勝川の魅力を存分に味わえる夏1番の人気アクティビティです。
約6kmののんびりした川下りですが、途中大きく蛇行したり、大きな中洲があったりして大人でも感動できること間違いなしです。
3歳から参加できるので、お子さん連れの家族にもおすすめです。
野鳥を観察したり、十勝にしかない黒曜石(十勝石)を探したりして夏の十勝を満喫しましょう。

ラフティング・ファミリーツアー(アルパインリバーガイド)

「ラフティング・ファミリーツアー」は、8人乗りのゴムボートで川下りができるマリンアクティビティです。
通常のラフティングツアーより穏やかな区間を下っていくので、小さなお子様や年配の方でも安心して参加できます。
時には河原に降りて水遊びをしたり、川でぷかぷか浮かんだりして、大人も子供も一緒に楽しめるのが人気の秘密。
みんなでチャレンジすれば楽しさも倍増です。

早朝の然別湖カヌー(ボレアルフォレスト)

カヌーを楽しむなら「早朝の然別湖カヌー」はいかがですか。
早朝の然別湖は特別な空気に包まれ、水鳥にでもなった気分でカヌーを漕ぎ進めていきます。
基本的には大人2人乗りのカヌーを使用するので、ご夫婦やカップルにおすすめです。
お子様と3人で乗ることの可能なのでご家族の方でも楽しめます。

リバーSUPツアー(十勝ネイチャーセンター)

「リバーSUPツアー」は、夏の十勝でSUPの川下りが楽しめる人気アクティビティです。
気象条件やお客様の希望に合わせてその日のフィールドを決定して頂けるので、快適なSUPが楽しめること間違いありません。
もちろん、最初にしっかりレクチャーを受けられるので、初めての方でも安心して参加できます。

三国峠ダウンヒルサイクリング(NPOひがし大雪自然ガイドセンター)

「三国峠ダウンヒルサイクリング」は、ガイド車両で三国峠まで登り、天狗の滝までの約15kmを下っていく爽快感たっぷりなサイクリングです。
ほとんどがダウンヒルなので、あまり体力に自信がない方でも大丈夫。
大雪山国立公園の大自然を心ゆくまで体験しましょう。

旧国鉄士幌線アーチ橋見学ツアー(NPOひがし大雪自然ガイドセンター)

「旧国鉄士幌線アーチ橋見学ツアー」では、地元の専門ガイドと共にタウシュベツ橋など旧国鉄士幌線アーチ橋の見所を巡ります。
大雪山中に今なお残されている鉄道遺産を目の当たりにして、約半世紀前の人々の賑わいに思いを馳せましょう。
なお、車で移動しながらそれぞれの見所を巡るので歩く距離は1kmほどです。
のんびりゆっくりとロマンに浸ってください。
特に、鉄道ファンの方なら満足できること間違いなしのツアーです。

スノーモービル林道ツアー(十勝ネイチャーセンター)

「スノーモービル林道ツアー」は、森の中をスノーモービルに乗ってツーリングする冬ならではのアクティビティです。
林道なので直線が多くて走りやすく、約20kmもの距離をツーリングできるので達成感が味わえると人気です。
ベテランのガイドがそれぞれのペースに合わせて先導してくれるので、初心者の方でも安心してご参加ください。

スノーシュー峡谷トレッキング(十勝ネイチャーセンター)

「スノーシュー峡谷トレッキング」は、雪を踏みしめながら静かな森を散策する冬の人気ツアーです。
人気のない大自然は数々の魅力に溢れ、運が良ければ野生動物に出会えることも…!
奥まで進んだら川辺に降りて、ホットサンドとスープで冷えた体を温めましょう。
雪化粧の森の中でいただく食事は格別です。

ライタープロフィール

ウィークル編集部
ウィークル編集部
「非日常」をコンセプトにした「体験」を予約できるポータルサイト
ウィークルを運営中。

「ウィークルマガジン」では日本全国の体験スポットの情報を発信しています。